図書センプウ ニジュウネン000030798

旋風二十年

サブタイトル1~10
解禁昭和日本史
編著者名
森 正蔵 著者
出版者
光人社
出版年月
1968年(昭和43年)1月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
400p
ISBN
NDC(分類)
210.7
請求記号
210.7/Mo45
保管場所
閉架一般
内容注記
図あり 年表・昭和動乱二十年史:p381~400
和書
目次

1
大元帥服を血に染めて
日本海軍武官の憤死
権益亡者の田中義一
日中両軍ついに突撃す
迫るくる恐慌のあらし
くずれゆく象牙の塔


比率5・5・3のゆくえ
首相暗殺事件の周辺
ニッポン改造へのゆめ
運命をわけた三月事件
ファッショ化への道程


満州事変勃発の前夜
うごき出した関東軍
中村大尉事件の周辺
満鉄線路は爆破されたか
参謀本部からの密電
満州建国工作の内幕
東条英機登場の舞台裏


むらしかった”荒木内閣”
政党政治よどこへゆく
ついに破滅の”孤立”へ


喜劇「軍の威信」の喝采
葬り去られた”学匪”たち
みにくし陸軍の派閥相剋
真崎大将追放劇の舞台裏
踊る皇道派の相沢中佐
裏から見た雪の朝の反乱
悲喜こもごも事件異聞録
軍閥と官僚に凱歌あがる
ゆるせざる”軍の総意”


中国大陸への黒い触手
非武装地帯即日本保護領
若き中国民衆の怒り
華北侵略のドヒハラ構想
華北の怪将・宋鉄元
謎の緩遠事件をめぐって
うらみはふかし蘆溝橋


なにゆえの失敗なのか
トラウトマンの努力
なぜチャンスを潰すか
汪精衛の重慶脱出
四面楚歌となった汪精衛
汪精衛に暗殺の手のびる
愚園路七十六号に躍る
汪政権のくさった正体
「南京政府」の最後


波紋を投じた白色旋風
「複雑怪奇」なる新情勢
日本外交を操ったもの


野村、アメリカへ飛ぶ
北進か南進かの分岐点
”謀略の飛脚”来栖大使
真珠湾の不意打ち

10
擬装された昆明大作戦
開戦前夜の東南アジア
風雲急を告げる極東情勢

11
東条英機における独善
憲兵政治の生態を見る
山下奉文を怖れた東条
東条に嫌われた人々
東条傘下に人材なし
天皇をあざむいた東条
人間中野正剛の最後

12
太平洋海戦に学ぶもの
弩級艦のむなしき栄光
星と錨のみにくき相剋

13
山下軍政か今村軍政か
ピプン首相の栄光と没落
比島は独立したけれど
インパールの悲劇の蔭で

14
高まる和平のうごき
ついにソ連戦す
抗戦か和平かをめぐって
殺気みなぎる市ヶ谷台
五本のパーカー万年筆