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朝日新聞に見る日本の歩み 昭和17年-19年(破滅への軍国主義3)

サブタイトル1~10
編著者名
朝日新聞社 編者
出版者
朝日新聞社
出版年月
1974年(昭和49年)8月
大きさ(縦×横)cm
29×
ページ
271p
ISBN
NDC(分類)
210.6
請求記号
210.6/A82/1942-44
保管場所
閉架一般
内容注記
昭和17年-19年までの『朝日新聞』(主として東京本社最終版)から253面を選び、縮刷したもの
和書
目次

昭和17年
1月
真珠湾奇襲の航空写真
米比軍、バターンへ逃走
大詔奉戴日を制定
マニラを完全占領
蘭印作戦を開始
衣料に点数切符制
ビルマへ本格進撃
ラバウルなどに上陸
2月
シンガポール島対岸に進出
大日本婦人会が発足
「時局非協力」と村八分
ジャワ沖大海戦
占領地に軍政顧問
シンガポール島に上陸
シンガポールの英軍降伏
落下さん部隊が蘭印奇襲
大空に咲いた純白の花
大東亜国策を発表
戦勝第一次祝賀
英軍降伏の写真
翼賛政治体制協議会を結成
冬季攻勢困難な独軍
3月
相次ぐジャワ海の海戦
ジャワ島に一斉上陸
特殊潜航艇の九軍神発表
ラングーン陥落
蘭印軍が無条件降伏
ニューギニアへも上陸
マッカーサー将軍脱出
英、国民会議派などと交渉
インド洋作戦を本格化
4月
国鉄運賃など値上げ
あさり中毒で百人超す死者
コロンボを急襲
バターン半島総攻撃
国民会議派、英提案を拒否
バターン半島を完全攻略
再びセイロン島攻撃
バターンの捕虜の行列
初の芸術院賞に三氏
米機、日本を初空襲
バケツに火たたき
5月
日本銀行が新発足
目立つ右翼の新顔議員
推薦議員が八割占める
マンダレー完全占領
コレヒドール島陥落
珊瑚海海戦
小売業整備方針きまる
国際スパイ事件を発表
翼賛政治会を創立
弾丸切手を発売
珊瑚海に漂流九時間
日本文学報国会を結成
6月
再び特殊潜航艇の奇襲
ミッドウェー海戦
関門海底トンネル開通
再び米英戦争指導会議
快進撃のロンメル軍
7月
独軍、セバストポリ攻略
女学校の外国語は随意科目
全国中等野球大会を中止
妊産婦に手帳制
原木を海洋イカダで運ぶ
軍神加藤隼戦闘隊長
四大都市の新聞を統合
スターリングラードへ迫る
行政簡素化を実施
8月
第一次ソロモン海戦
ガンジー翁ら逮捕
隣組を翼賛会の先兵に
モスクワで英米ソ首脳会談
日米交換、横浜入港
夜襲成功のソロモン海戦
第二次ソロモン海戦
スターリングラード猛攻
9月
大東亜省を新設
スターリングラードの死闘
不良化する徴用少年工
町をゆく女剣士
日本潜水艦、大西洋に出撃
防衛召集を新設
10月
陸上輸送も非常体制
国鉄など24時間制
野に町に動員女学生
百貨店売り場を縮小
本土空襲の米兵処刑
「民情上通の窓」開店
綿より強いスフ誕生
南太平洋海戦
11月
国鉄乗車券を発売制限
米英捕虜も“勤労動員”
通天閣や銅像も献納
米英軍、北アフリカ上陸
北方でも米の反攻
ガダルカナル争奪の激戦
第三次ソロモン海戦
愛国百人一首のすすめ
戦争記録絵画を公開
12月
占領地域に邦字新聞発行
天皇、伊勢に戦勝ご祈願
常会でも『海ゆかば』
言論報国会を結成
ガスの使用制限強化
ダルラン氏暗殺される
昭和18年
1月
『戦時宰相論』で発売禁止
日華共同宣言を発表
出版界と減紙問題
学制改革の七勅令決まる
大増税案とたばこ値上げ
衣料点数を引き上げ
軍需品増産へ行政特例
写真撮影や調髪にも課税
カサブランカ米英首脳会談
2月
レンネル島沖海戦
スターリングラード戦終結
北海道の日食観測成功
ブナ、ガダルカナル撤退
南太平洋の戦況報告
広州湾仏租借地へ進駐
決戦標語「撃ちて止まむ」
3月
戦時刑法改正法案で論議
映画館火事で多数の死者
女性に竹ヤリ訓練
東条首相、南京訪問
内閣に戦力増強の三機関
第二次特別攻撃隊の十勇士
学徒体育、決戦型へ転回
東京・大阪に空地帯指定
4月
きびしい“決戦生活”
六大学野球リーグ戦消滅
東条内閣改造
山口・加来両提督の最期
湯川秀樹博士らに文化勲章
5月
五大産業に国民大動員
国民学校から少年兵へ
北アフリカの独伊軍降伏
米軍、アッツ島上陸
山本連合艦隊司令長官戦死
山本元帥、声なき帰還
コミンテルン解散声明
アッツ島の山崎部隊玉砕
6月
昭和通りに戦時農園
戦時衣生活へ衣替え
山本五十六元帥の国葬
少年・女子も深夜勤や入坑
チャンドラ・ボース氏来日
初代都長官に大達茂雄氏
戦力増強へ学徒動員
7月
日本証券取引所発足
上海共同祖界を返還
東京都スタート
地方行政の戦時改編発足
ソロモン諸島に飛び石進攻
ニューギニアにも進攻
インド国民軍編成
連合軍、シチリア島上陸
芋飯で勝ち抜け
国民総常会で五つの誓い
ムソリーニ伊首相失脚
連合軍総反攻の三大戦線
8月
朝鮮に徴兵制実施
北イタリアへ独軍増派
ビルマ、独立を宣言
綿紡工場へ転換
独伊軍、シチリア島撤退
社長の徴用も実施
キスカ島撤収を発表
島崎藤村氏急死
米英首脳のケベック会談
アッツ島山崎部隊を称賛
9月
上野動物園の猛獣を毒殺
連合軍、伊本土へ上陸
ソロモンの血戦
イタリア、無条件降伏
鳥取地方に激震
貨物中心のダイヤ編成
独軍、ムソリーニ救出
男子に代わる女子動員強化
学生の徴兵猶予停止
10月
関釜連絡船の崑崙丸沈没
軍需省など創設きまる
中部ソロモン諸島から撤退
照宮さまご結婚
フィリピン、独立宣言
歩武堂々、学徒出陣
征くも送るも感慨新た
自由インド仮政府樹立
中野正剛氏が割腹自殺
土浦駅で三重衝突
11月
新省開庁と人事発令
米軍、ブーゲンビル島上陸
六ヵ国が大東亜共同宣言
ブーゲンビル島沖海空戦
新型超重爆撃機B29を発表
東京の疎開計画きまる
米軍、中部太平洋で新反攻
ソ連軍の攻勢続く
12月
出陣学徒いっせい入営
日本処理のカイロ会談
テヘランで米英ソ首脳会談
ニューギニア戦線の死闘
出版界も決戦態勢
公認競馬は停止
ニューブリテンに米軍上陸
タラワ、マキンの全員玉砕
疎開実施方法を発表
徴兵適齢を一年引き下げ
大学・高専の整備断行
たばこ値上げ年に二度
昭和19年
1月
米豪軍、グンビ岬上陸
東部戦線の独軍全面撤退
「一機一船でも多く」
直接税を大増税
百五十社を軍需会社に指定
女子も学徒も緊急動員
間接税制も強化
東京・名古屋に疎開命令
2月
マーシャル両島に米軍上陸
女の決戦
中等教育に戦時措置
あと断たぬ衣類のやみ取引
義務教育延長を見合わせ
東条内閣、四回目の改造
陸・海相が総長兼任
米機動隊、トラック島襲撃
軍属含め六千五百人玉砕
決戦生活へ非常措置
ペニシリンの正体
3月
歌舞伎座など閉鎖
六大都市で学童給食
夕刊の発行休止
享楽追放・東京の作戦
不急旅行を全面禁止
インパール作戦開始
4月
日ソ漁業・北樺太利権調印
“精進一年”スタート
コヒマを攻略
進む銀行の合併
都内の幼稚園、無期限休園
ニューギニアも飛び石進攻
お米供出に報奨制
5月
東京に国民酒場店開き
古賀連合艦隊司令長官殉職
ガンジー翁を無条件釈放
疎開便りと煮豆の味
学校工場化を促進
料飲店、等級別で再発足
6月
独軍、ローマを撤収
連合軍、ノルマンジー上陸
女子挺身隊は十二歳以上に
サイパン島攻防戦はじまる
B29、九州北部を初空襲
V1号でロンドン火の海
サイパン上陸米軍と血闘
大勢決したマリアナ沖海戦
7月
軍需会社に初の強権発動
中央公論・改造両社が廃業
海相の総長兼任を解き更迭
サイパン島守備隊玉砕
参謀総長に梅津大将
サイパン洞穴陣の合言葉
東条内閣ついに総辞職
小磯・米内協力内閣が発足
グアム島に米軍上陸
ヒトラー暗殺計画失敗
8月
学童集団疎開はじまる
最高戦争指導会議を設置
インパール作戦は失敗
東京・大阪に防空備蓄米
ダイヤモンド買い上げ
壮絶、サイパン同胞の最期
連合軍、パリへ迫る
疎開やもめ
連合軍、パリ奪取
9月
闘う疎開学童と郷愁
臨時議会に見る決戦生活
飛べぬ翼
米軍、モロタイ島など上陸
雲南の日本軍全滅
人民戦線事件の控訴審判決
公募美術展を禁止
10月
グアム、テニヤンでも玉砕
追いつめられたドイツ
連合国が国際安全機構案
米機動部隊、沖縄を空襲
満十七歳から兵役に
誤認の台湾沖航空戦戦果
レイテ周辺の艦隊大決戦
海軍の神風特攻隊出撃
たばこを隣組配給制に
11月
比島沖海戦と神風特攻隊
ルーズベルト大統領四選
「日本は侵略国」とソ連
比島方面陸海軍最高指揮官
汪主席、名古屋で病死
陸軍特攻隊『万朶』も出撃
B29、初の東京空襲
学徒特攻『八紘隊』も出撃
12月
新規中卒者の動員継続
地上戦の特攻『薫空挺隊』
東南海大地震
米軍、ミンドロ島上陸
松根油つくり
陸続、死に赴いた“若桜”
落ちゆくB29をカメラに
悲壮な戦況報告
年表あり