「慰安婦」への償いとは何か
- サブタイトル
- 「国民基金」を考える
- 編著者名
- 大島 孝一 [ほか]編
- 出版者
- 明石書店
- 出版年月
- 1996年(平成8年)3月
- 大きさ(縦×横)cm
- 19×
- ページ
- 229p
- ISBN
- 4750307785
- NDC(分類)
- 210.75
- 請求記号
- 210.75/077
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 企画:戦後補償実現キャンペーン
- 昭和館デジタルアーカイブ
はじめに-「戦争責任」から「戦後補償」へ(大島孝一)
「国民基金」発足までの経過
Ⅰ「国民基金」をどうとらえるか
「御国」のための「立派な基金」では戦後は終わらない(金英姫)
撤回されるべき「国民基金」(鈴木裕子)
「国民基金」あるいは歴史への新たな暴力(姜尚中)
Ⅱ「慰安婦」被害当事者の声
「私たちは民間募金に反対です」
「私たちの尊厳と正義のために」
「フィリピンと世界の平和のために」
Ⅲ 私たちはなぜ反対するのか
すじがちがう民間基金の「見舞金」(竹見智恵子)
元「慰安婦」を侮辱する民間募金構想(石川逸子)
「慰安婦」にも「廉恥を重んじ」よ(伊貞玉)
国家の行為には国家が責任を(白柳誠一)
民間基金は「従軍慰安婦」を二度殺す(山崎ひろみ)
被害者が求める戦後補償実現を(川田文子)
「加害者意識」に溺れてはならない(山口明子)
Ⅳ 私たちに何ができるか
「従軍慰安婦」問題の歴史と課題(吉見義明)
「女性のためのアジア国民基金」に断固反対する(福田昭典)
なぜ「戦後補償実現市民基金」か(有光健)
償いは戦後補償法で(朴在哲)
国民基金推進を中止して国際的な勧告を遵守することを求める(池銀姫)
Ⅴ 法的責任の側面から
まだまとめの時ではない(新美隆)
被害者自身の想いを第一に(藍谷邦雄)
「外国人戦後補償法」を制定せよ(今村嗣夫)
Ⅵ 市民討論会戦後補償、私はこう考える
パネリスト 鈴木裕子・和田春樹・新美隆・田中宏(司会有光健・今村嗣夫)
Ⅶ 各地・各界から
沖縄の心にこたえ誠実で平和な、武器なき国づくりに向かおう(香椎哲郎)
戦後補償の内外格差を問う(田中宏)
「侵略・戦争責任」問題の出発点(色川大吉)
国はぼくらに直接謝ってほしい(川田龍平)
ごまかしの「国民基金」(大倉一美)
おわりに-「国民基金」反対派の論点整理を兼ねて(金英姫)
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