図書オイ ト ミトリ ノ シャカイシ000030250

老いと看取りの社会史

サブタイトル1~10
編著者名
新村 拓 著者
出版者
法政大学出版局
出版年月
1991年(平成3年)9月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
251,5p
ISBN
4588312049
NDC(分類)
210.1
請求記号
210.1/Sh64
保管場所
閉架一般
内容注記
和書
目次

第一章 老いを迎える年齢
老いを笑う者
老いの認識と寿命

第二章 前近代社会における老いの評価
絵巻の中の老人
老いの知の有効性
家族の精神的な紐帯
老いの価値と評価
老人のあるべき姿と役割
老人の自殺

第三章 老いと病
天命を左右するもの
老人人口の割合
発病および死亡の季節的傾向
厄年と養生の時節
老眼を煩う
老人の性癖
中風を病む老人
老いてふたたび児になるということ
鬼業と棄老の間
老病は自然なり

第四章 老人介護を支える孝の論理と仏罰
古代社会における老人扶養と介護
『源氏物語』にみる看取り
儒教倫理と生命倫理の展開
近代国家における老人問題

第五章 老いの生活規範
中世の老死
老いの道理
愛執と心と老い
伊原西鶴が描く老いの生活
近世における期待される老人像
近代の『家政学』にみる老人

第六章 近世の医書『病家須知』にみる看護
著者平野重誠の医学思想
養生は忠孝の道
自然治癒論の周辺
良医と庸医と蘭方医
診察を受ける心得
病毒の伝染と看護
「医者三分に看護七分」の看護論

第七章 近代の家庭看護と斉家論

あとがき
索引