郵便と切手の社会史
- サブタイトル
- ペニー・ブラック物語
- 編著者名
- 星名 定雄 著者
- 出版者
- 法政大学出版局
- 出版年月
- 1990年(平成2年)8月
- 大きさ(縦×横)cm
- 20×
- ページ
- 276,18p
- ISBN
- 4588364049
- NDC(分類)
- 693
- 請求記号
- 693/H92
- 保管場所
- 地下書庫和図書
- 内容注記
- 巻末:参考文献
- 昭和館デジタルアーカイブ
はじめに
第1章 プロローグ
「文字の発明」と「紙の発明」
変化する手紙のあり方
国王の統治の道具となった駅制
第2章 エリザベス朝の郵便事情
急げ、急げ、駅逓、命がけ
駅逓公開と郵便料金の制定
「手書き」から「スタンプ」へ
第3章 ロンドンのペニー郵便
ドクラのペニー郵便誕生
切手の先がけとなった料金収納印
国有化されたドクラのペニー郵便
第4章 収入印紙と新聞税証紙
切手の原形となった収入印紙
切手の役割を果たした新聞税証紙
第5章 近代郵便制度の創設
郵便近代化推進運動の台頭
ローランド・ヒルの郵便改革案
ヒルの提案した料金前納制の方法
全国版一ペニー郵便の誕生
第6章 切手のアイディア・コンテスト
公募までの検討経緯
応募作品の分析と入選作
選外作品
第7章 マルレディー封筒の話
レター・シート採用の背景と版下作成まで
マルレディー封筒の印刷とその種類
批判されたマルレディー封筒の詩的な図案
カリカチュア化されたマルレディー封筒
第8章 「ペニー・ブラック」のモティーフ
ヴィクトリア女王
クィーンズ・ヘッド
ワィオンの「シティー・メダル」
第9章 「ペニー・ブラック」の誕生
パーキンス・ベーコン社への切手印刷発注
原版彫刻用の下絵作成と機械彫刻模様の選択
原版彫刻
実用版の製版
チェック・レター
ペニー・ブラックの印刷
第10章 「マルタ十字印」の話
ボークンハムの進言
洗い落とされてしまう消印とその対策
マルタ十字印の名称の謎
第11章 切手の製造コストとその周辺
切手の製造
官製封筒の製造コスト
支払明細書の分析
切手類の発行枚数とその利用率
第12章 「模擬切手」と「目打ち」の話
アルバート公
プリンス・コンソート・エッセイ
アーチャーの目打機
最初の目打ち入り切手
第13章 切手の発明者
チャルマーズのアイディア
チャルマーズのエッセイ
切手の真の発明者は誰か
第14章 エピローグ
ヴィクトリア朝の終焉
ペニー・ブラックの影響
スタンプ・コレクティング
あとがき
図版目録
参考文献
人名索引
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