図書目録バンジョウ資料番号:000030235

番匠

サブタイトル
ものと人間の文化史 5
編著者名
大河 直躬 著者
出版者
法政大学出版局
出版年月
1971年(昭和46年)5月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
244,18p
ISBN
4588200518
NDC(分類)
521
請求記号
521/O46
保管場所
閉架一般
内容注記
参考文献:p237-242
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次

序にかえて
遍路の寺
木工と棟梁
無名か否か
職人芸

第一章 戦乱のなかでの出発
焼失した東大寺と興福寺の復興
興福寺事始め
俊乗坊重源と東大寺工匠
工匠の立場
生活と技能

第二章 建築工事場の情景
絵巻物の描いた工事場
小さな工事場
工事期間と人数
建築工匠の種類
工事場の祭り

第三章 工匠の地方進出と交流
新しい職場を求めて
東大寺系工匠の活躍
興福寺系工匠の活躍
京都工匠の諸勢力
工匠の流派について

第四章 職場をめぐる争い
激しい争いの記録
争いの原因
大工職の成立時期
工匠の集団と大工職
建築の表現との関係

第五章 信仰と生活
工匠の人間像
工匠の説話と伝説
信仰
家業の意識

第六章 大きな工事場の労働意識
「大工・引頭・長・連」組織
その行われた範囲
労働組織としての機能
ピラミッド型の構成
方と番
童について
均等化のための組織

第七章 工匠家族
工匠家族の役割
血縁的工事組織の芽ばえ
世襲大工職との関係
大家族による経営
生活組織としての意義

第八章 室町幕府の工匠たち
室町幕府と京都建築界
幕府創立期の工匠
十五世紀前期の幕府工匠
足利義正と工匠
作事法と棟梁

第九章 技術の発展
中世後期の技術発展の特色
中世の材木の形態
大鋸引と小引
請負の発生

第十章 都市の工匠生活
都市の発展と建築工匠
奈良の建築工匠の座
座衆の夫役とその免除
春日神社十六人大工
武士の支配の影響

第十一章 棟梁と木割書
大工から棟梁へ
棟梁の意味
木割と三代巻
様式の折衷と復古
設計図について

第十二章 近世と中世
地方建築界の勃興
領国支配と建築工匠
座と大工の廃止
中世工匠生活の特色

参考文献
あとがき
索引



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