戦後歴史学の思想
1
宇津保物語についての覚書―貴族社会の叙事詩としての
藤英のことなど
源氏物語
「院政期」という時代について
今昔物語
『愚管抄』の面白さ
作庭記
預所と目代
一谷合戦の史料について―吾妻鏡の本文批判の試みの一環として
『中世散文集』について
2
日本の古代史を学ぶ人に
政治史の対象について
専制国家の二、三の問題について―最近の中国古代史研究に関連して
アジアの歴史的自己認識―デスポティズムと古代民主制序説
国家史のための前提について
日本史学史序論
歴史観について
近代史学史の必要について
「国民のための歴史学」おぼえがき―啓蒙主義とその克服の問題
3
転換の一年
歴研大会前後―民族文化の現実
新しい年をむかえて
MSA協定に抗議する
明日からどうするか―私はこう話しかけている
「ちえのない人々」
「廻り道」はおそれない
安保闘争おぼえがき
最近の諸事件と民衆の国際意識―この一年をかえりみて
松川事件東京大会の記
ヴェトナム人民の闘いから日本の歴史家は何を学んでいるか
4
一つの期待
若い地質家からなにを学ぶか
啄木の新しさ
会津紀行
母と子と
米騒動の発端について
わたしのチェーホフ
われわれのための遺産
現代に生きる古典文学
ヒューマニズムと歴史感覚―阿部知二氏の場合
歴史と人間
根をつちかう仕事
文学への期待
ラートブルフと『法学志林』
三先生のこと
小倉先生のこと
清水さんのこと
5
シラー選集「歴史」
松本新八郎「名田経営の成立」
永積安明著『封建制下の文学』
西岡虎之助著『民衆生活史研究』
西郷信綱『日本古代文学』
林光〓著『朝鮮歴史読本』
広津和郎著『松川裁判』
永積氏の「方丈記と徒然草」を読んで
上原専禄著『歴史学序説』
仁井田陞著『中国法制史研究―土地法・取引法』
門脇禎二『日本古代共同体の研究』
仁井田陞著『唐令拾遺』