図書センゴ ニホン エイガ ショウシ000030163
戦後日本映画小史
サブタイトル1~10
編著者名
瓜生 忠夫 著者
出版者
法政大学出版局
出版年月
1981年(昭和56年)7月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
386,14p
ISBN
NDC(分類)
778
請求記号
778/U89
保管場所
地下書庫和図書
内容注記
戦後史年表:p369~386
和書
目次
原爆記録映画をめぐる怪
消えた原爆記録フィルム
1 反戦平和映画の系譜
天皇制ファシズムの支配とそれへの抵抗
反戦から厭戦へ
なぜ?東宝ストに米軍介入
朝鮮戦争の前、そして戦争下に
サンフランシスコ条約発効と原水爆映画
皇軍とは……?
「戦争と人間」と日本帝国主義
時代劇の形で
もし戦争なかりせば
基地・サンフランシスコ条約以後
反戦平和映画の灯は消えず
2 反封建・民主化を主題として
ヤクザを逆手に使って
素材も表現方法も多様化
中川信夫小論
農村(民)映画への取り組み
「米」から「遥かなる山の呼び声」まで
“運動”形象化の山本、“差別”批判の今井
黒沢明の思想を追う
「生きる」
戦前派の復活
3 通俗娯楽映画の流れ
“涙”優位の戦後十年間
水戸黄門と旗本退屈男
戦無派観客向けに
4 高度経済成長政策との矛盾
映画資本・人口大流動への対策を誤まる
5 高度成長下の優秀映画を求めて
日本映画の退廃化と崩壊の軌跡は一致した
大衆は支持・健康な「寅さん」の山田洋次
山田洋次の「日本の現実反映」シリーズ
山本薩夫の日本の内幕ドラマ
高度成長下の目ぼしい作品
6 戦後独立プロは担う「大きな任務」
政治的思想的理念をかかげて
付録、年表、索引あり