図書コウダン000030137

香談

サブタイトル1~10
東と西 教養選書 75
編著者名
山田 憲太郎 著者
出版者
法政大学出版局
出版年月
1992年(平成4年)9月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
294p
ISBN
4588050753
NDC(分類)
576
請求記号
576/Y19
保管場所
閉架一般
内容注記
新装版
和書
目次

第1部 脂粉の香
精力的な麝香(ムスク)
金髪碧眼の女の追風と竜涎香(アンバーグリス)
竜涎香の成因―怪談から事実へ
霊猫香(シベット)の話
腋臭(わきが)は胡臭である
正倉院の臥褥(閨房)の香炉
第2部 甘美の香
乳香は神、没薬は医師、黄金は王
ソロモン王とアラビアのサバの女王
アレクサンダー大王のアラビア遠征計画
植物学の元祖・テオフラストスの乳香と没薬
幸福なアラビア
プリニウスの乳香と没薬
インド洋(エリュトゥラー海)案内記の現実
南アラビアのサバのゆくえ
第3部 幽玄の香
沈香の匂い―幽玄を求めて
せんだん(白檀)とさらし首をかけた木
せんだん(白檀)は吸血鬼である
楊貴妃と竜脳
第4部 味覚の匂い
風味と薬味と香辛料
黄金の国・西アフリカのマリ王国を求めて
ポルトガル人のアジア進出はアニマ(霊魂)とスパイス(胡椒)のためだという
セイロン肉桂(シンナモン)の出現
血であがなわれたセイロンのシンナモン
ベニスの喉頚をしめているマラッカの王
世界はまるいことを証明してくれたモルッカのスパイス
いたずらに赤きを誇る唐辛子
第5部 雑篇
鬼市(Silent trade)考
熱帯アジアのチューインガム
シーロン島縁起―獅子はいないのに獅子の島という
十六世紀前夜のインド商人
南蛮物語―日本におけるキリスト教時代
日本での愛人の像を畢生の大著にのせたシーボルト先生