ものさし
- サブタイトル
- ものと人間の文化史 22
- 編著者名
- 小泉 袈裟勝 著者
- 出版者
- 法政大学出版局
- 出版年月
- 1977年(昭和52年)10月
- 大きさ(縦×横)cm
- 20×
- ページ
- 285,8p 図版2枚
- ISBN
- NDC(分類)
- 609
- 請求記号
- 609/Ko38
- 保管場所
- 地下書庫和図書
- 内容注記
- 昭和館デジタルアーカイブ
第1章 尺度のおこり
度量衡のおこり
農耕の発達と度量衡の制度化
長さ計量のはじまり
中国古代尺の異常な伸び
歩の起源と尺度
これまでの尺度論
藤田の尺度論
いわゆる八類尺
第2章 中国古制の変化
秦漢時の尺は二三センチ
新の法令整備
黄鐘管考
黄鐘律
長沙古墳の黄鐘管
劉キン銅斛尺
復古尺・晋前尺
後漢以後の尺やや伸びる
延伸急な時代
唐以後の尺度の変化
伸び率に法則性はない
考証の精度について
第3章 日本の古代尺度
日本の尺度技術のはじまり
アタ・ツカ・ヒロ
キ・キタ
中国、朝鮮の尺度渡来
高麗尺
中国尺度の渡来
度量衡制度のはじまり
大宝の度制
大尺の普及
小尺のゆくえ
大宝大小尺の長さ
尺八と尺度
璽印・仏具に見る尺
第4章 曲尺の歴史
魯班尺と曲尺
角目の由来
高麗尺角目の仮説
曲尺職人の記した由来話
曲尺の構造
曲尺の用途
日本の曲尺
真鍮製曲尺
第5章 技術と尺度
ふたたび高麗尺について
高麗尺は量田尺か
山東尺の追跡
高麗尺は算出された
土木建築に使われた尺
異地域単位の対応性
半島技術と尺度の渡来
古建築と尺度
古墳・住居趾と尺度
銅鐸と尺度
中国の営造尺不変説
間、間尺、間縄
建物の中の間
第6章 日本の歴史に登場する尺度
呉服尺は高麗尺の流れか
系列外の尺
大たかはかり
造位記尺
甲胄用鷹ざし
御付の周尺
菊尺
鯨尺
文尺、文木
稲尺
尋のこと
布の段(反)
里程
『魏志倭人伝』の里
日本の里
三十六町一里
一里塚
記里鼓車、量程車
第7章 日本の面積単位
基本の歩
歩と丈量の実際
間は単位か
町、段、畝
面積単位の名称
第8章 正統尺・曲尺の沿革
曲尺の租型はどれか
象牙尺
太宰府出土のものさし
凝念尺
タカハカリ、竹尺
念仏尺
永承三種尺
永承三種尺とエキ斎の尺
竹尺と鉄尺の使い分け
江戸時代の曲尺の寸法
幕末曲尺の寸法分布
第9章 明治度制の成立
維新時のありさま
新政府の施策
地球基準案
享保尺とますの容量
享保尺伝説
折衷尺伝説
明治度制と基準尺
第10章 近代度制へ
ヤード、メートルの渡来
西洋尺度の使用
メートル原器
度量衡法の制定
ものさしの検定制度
ヤード、インチの普及と公認
メートル法一本化へ
近代尺度の標準
資料、索引あり
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