図書センカンキ ノウギョウ モンダイ ノ キソ コウゾウ000030075

戦間期農業問題の基礎構造

サブタイトル1~10
農地改革の史的前提
編著者名
野田 公夫 著者
出版者
文理閣
出版年月
1989年(平成1年)10月
大きさ(縦×横)cm
22×
ページ
206p
ISBN
4892591483
NDC(分類)
612
請求記号
612/N92
保管場所
地下書庫和図書
内容注記
和書
目次

序章 課題と方法
第1章 近畿型農業展開の諸類型―市場条件と生産力構造―
課題と方法
先進・中進地域における農業生産展開構造―園芸作物市場再編への対応―
後進地域における農業生産展開構造―米毅市場再編への対応―
近畿型農業展開の3類型と分析対象地の位置―先進・中進・後進地域類型―
第2章 城南小作争議を契機とする農業構造再編と農民的小商品生産の展開―近畿型先進地域(京都府久世郡牧
課題と対象地の概況
御牧村における城南小作争議―経営要求に立脚した中農的運動―
地主制の衰弱と小作経営―分配率の大幅改変―
農会による商品生産振興―園芸作の本格的振興―
商業的農業の発展と挫折―戦前期小商品生産の到達点―
小括
第3章 「産組派」による戦時農業施策の先取りと主穀生産への再編―近畿型中進地域(京都府相楽郡瓶原村)
課題と対象地の概況
小作争議と地主制の後退
自作農創設事業による構造変化―地主的土地所有の縮小と自小作前進―
「産組派」の台頭とその農業施策―戦時農業施策の先取り―
農業生産力と農業経営―戦時主穀生産の基盤―
小括
第4章 良質米主産地化をめぐる地主的土地改良事業と農民的生産力の対抗―近畿型後進地域(滋賀県野洲郡北
課題と対象地の概況
農業生産と農村諸階層―良質米主産地化への努力と成果―
土地改良事業の進展―地主制の先駆的対応―
階級対抗の性格―小作争議・小作調停事件の分析―
自作農創設事業の考察―中農化をめぐる対抗―
小括
終章 総括と論点