パクス・デモクラティア

第１章　民主国家間の平和に関する事実
第一次世界大戦前における民主国家間の平和の出現
民主国家間の平和の普及
民主制、戦争、そしてその他のあいまいな用語
民主国家間の戦争とされるものについて
第２章　民主国家間の関係はなぜ平和なのか
その他の説明方法
民主的な規範や文化か
構造／制度的な拘束か
説明方法の区別
第３章　古代ギリシアの民主制間の不完全な平和
古代ギリシアにおける民主制・自律・戦争
いかなる国の間で戦争が起こったのか
民主制どうしはいつ、なぜ戦争に至ったか
規範と認識
第４章　第二次世界大戦後における民主国家間の平和
分析対象と時期
何が紛争に影響を与えるか
民主制は重要である
規範と制度的制約
第５章非産業社会における民主的平和
戦闘行為と政治参加
参加は重要である
いくつかの事例
第６章　民主国家間の平和の将来
他の民主国家に対する秘密工作
冷戦の終焉にあたっての言説
内より外へ
民主制とその規範の強化
より広範な民主的平和を建設できるだろうか
付表、文献一覧、索引あり