天皇裕仁と東京大空襲
- サブタイトル
- 編著者名
- 松浦 総三 著者
- 出版者
- 大月書店
- 出版年月
- 1994年(平成6年)3月
- 大きさ(縦×横)cm
- 20×
- ページ
- 222p
- ISBN
- 4272520318
- NDC(分類)
- 210.75
- 請求記号
- 210.75/Ma89
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 昭和館デジタルアーカイブ
第1章 五〇万人を焼死させた防空演習
三バカ勅語と三バカ査定
無防空国家への無差別爆撃
防空無力を隠す関東大防空演習
裕仁の「沙汰書」を嗤った木鐸記者
ダモクレスの剣としての防空演習
関東防空大演習より防空法へ
防空演習に消された記事
流産を多くした竹槍訓練
「初期消火」理論のまやかし
初夜間空襲で破綻した「初期消火」
竹槍訓練をみる在日朝鮮人の目
防空演習のまとめ
第2章 裕仁を守るための空襲警報
空襲警報と天皇裕仁
空襲警報第一期の遅れ
空襲警報第二期の遅れ
国民を大勢殺した「天皇制防衛戦争」
空襲警報とレーダー網
裕仁は「皇居爆撃なし」を知っていたか?
第一に皇居……三、四がなくて五が庶民
裕仁を守る空襲警報
安全な「お文庫」から地下二階の避難所へ
第3章 裕仁の「お文庫」と庶民の防空壕
「お文庫」という名の防空豪邸
防空「お召列車」
庶民の防空壕は“フマジメ”
一酸化炭素中毒死の多い庶民の防空壕
外人記者の見た庶民の防空壕
公衆防空壕は異臭で一杯
第4章 「親米・反ソ」近衛の「親ソ・反米」裕仁への上奏文
江戸焼尽を防いだ勝海舟
近衛ブームを裕仁は喜んだが
東京大空襲を予言した山本五十六
近衛文麿の恐共病は慢性
上奏文を受けたころの裕仁
力作「近衛上奏文」全文現代語訳
反米・恐ソの裕仁対親米・反ソの近衛
裕仁・皇族たちの恐共ぶり
近衛の“一億総共産党”論
戦う大元帥は健在
第5章 一九四五年三月一〇日の裕仁
宮内省屋上で大火を目撃した裕仁
「君が代」を合唱して明治座で焼け死んだ人たち
焼跡行幸は裕仁の聖断
ヤミ聖断と七三一部隊
焼跡巡幸の警備大作戦
戦闘機まで出動した
裕仁を警備した男たちの記録
意味不明の裕仁焼跡発言
なぜ焼跡行幸をしたか
お言葉の思想
第6章 三・一八行幸と文化人の批判
自由主義者渡辺鉄蔵は終戦を確信
早期降伏派清沢洌の三・一〇と三・一八行幸観
焼跡を歩く裕仁をみる作家の目
第7章 戦後の「空襲報道」と「天皇報道」
“鬼畜”から将軍へ
「叩っ斬らねばならぬ」人物だった
「新聞の自由」が消える日
戦中の天皇報道
「天皇無罪・国民有罪」論の原点
「天皇と共に立たん」の朝日新聞
「朝日空襲キャンペーン」は政治的
「広島発言」の背景と真意
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