図書目録テッテイ ケンショウ ショウワ テンノウ ドクハクロク資料番号:000029812
徹底検証・昭和天皇「独白録」
- サブタイトル
- 編著者名
- 藤原 彰 [ほか]著
- 出版者
- 大月書店
- 出版年月
- 1991年(平成3年)3月
- 大きさ(縦×横)cm
- 20×
- ページ
- 178p
- ISBN
- 4272520229
- NDC(分類)
- 288
- 請求記号
- 288/Sh97
- 保管場所
- 開架一般
- 内容注記
- 昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次
報告1 「独白録」の史料的価値(藤原彰)
討論
情報は天皇に集中していた
天皇による人物評価
天皇の国民観
神権主義的な自己認識
アジア侵略の責任についての無自覚
天皇は日中戦争拡大論者だった
かなめは「国体護持」
報告2 「独白録」にみる大元帥・昭和天皇の役割(山田朗)
討論
弁明の論理としての立憲君主論
弁明のためのもう一つの柱
立憲君主論と昭和天皇の実像
満州事変についての無反省
英米との協調の重視
「蒋介石との妥協」の意味
はっきりした天皇の対中国政策
ノモンハン事件
三国同盟問題についての弁明
七月二日御前会議の重要性
東条内閣を成立させたことへの言い訳
天皇は最初から敗戦を予期していたか
天皇の世界戦略
戦争の惨害への無関心
戦争終結のおくれた理由
神話としての「御聖断」
おそまつな「南京事件まぼろし」説
天皇はどこまで知っていたか
隠されたままの大元帥・天皇像
史料としての「独白録」
天皇の皇族たちへの評価
ロボットではなかった天皇
必要な学問的検証
報告3 「独白録」と「五人の会」(吉田裕)
報告4 東京裁判と天皇「独白録」(粟屋憲太郎)
討論
つくられた寺崎英成像
終戦シナリオの作成
東条への責任転嫁
戦後最大の政治神話
天皇の戦争責任についての木戸幸一の考え
東京裁判への日本側協力の果たした役割
東京裁判の功罪
昭和天皇の戦後責任
領土拡張を是認していた昭和天皇
日本人の「共犯者意識」
天皇・陸軍対立説の陥穽
「歴史に流される」ということ
加害責任意識の欠落
国際社会の中の日本と戦争責任
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