図書センショウコク イギリス エ ニホン ノ イイブン000029795

戦勝国イギリスへ日本の言い分

サブタイトル1~10
編著者名
マークス 寿子 著者
出版者
草思社
出版年月
1996年(平成8年)7月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
198p
ISBN
4794207107
NDC(分類)
210.75
請求記号
210.75/Ma52
保管場所
閉架一般
内容注記
参考引用文献:p196~198
和書
目次

第1章 ついに日本に勝った!
祖国に見捨てられた元兵士たち
和解が語られなかった追悼ミサ
悪夢のジャパン・バッシング
第2章 地獄の使者「昭和天皇」
大衆紙に表れた反天皇感情
冷静な歓迎の裏にある拒絶
大葬の際にもみられた英国人の執念深さ
第3章 日本と英国のあいだの戦争
欧米の優越感と日本の傲慢
人種偏見の残酷さ
日本の敗北と英連邦の崩壊
第4章 VJデイの予兆―元兵士の最後の挑戦
日本の経済成長と英国の没落
成り上がり者に一矢を!
同胞にも向けられた元兵士の怒り
第5章 VJデイをめぐる余波―アメリカの弱腰
対日戦勝から「終戦記念」への変更
英国紙に反論を書く
アメリカ原爆展と英国の反日キャンペーン
第6章 VEデイからVJデイに向けて
同一視されるヒトラーと昭和天皇
質が違うドイツと日本の賠償
立ち消えになった元捕虜のための「日本基金」
第7章 謝罪とは何か
戦争とは双方に非があるもの
何を反省し、何を遺憾とするのか
英国側の自己批判
第8章 原爆投下と戦争犯罪
原爆投下は犯罪だったのか
日本人に対する欧米のイメージ
勝者には戦争犯罪はない
第9章 一九九五年八月―日本特集ずくめのテレビ番組
噴出した日本に対する嫌悪
戦争の愚かさを見せつけた特集番組
第10章 VJデイに在英日本人は何を思ったか
いわれのない非難に恥じいる日本人
実態を知らなすぎる日本人
世界への貢献こそが「償い」
第11章 嵐が過ぎ去って考えたこと
伝わってこない英国の大衆感情
歴史教育の問題
五十周年は日英の「はじまり」にすぎない
参考引用文献あり