図書センゴ クウハクキ ノ ビジュツ000029716

戦後空白期の美術

サブタイトル1~10
評論集
編著者名
瀬木 慎一 著者
出版者
思潮社
出版年月
1996年(平成8年)1月
大きさ(縦×横)cm
22×
ページ
289,22p
ISBN
4783715718
NDC(分類)
702
請求記号
702/Se16
保管場所
開架一般
内容注記
和書
目次

第1章 大戦後期の明暗
二つの統制団体
大東亜戦争美術展
戦争協力論争
作家自身の責任
第2章 終戦時の藤田嗣治
国家と画家
疎開した画家たち
GHQの嘱託に?
「美しい日本」
第3章 泰西名画展
外国美術への欲求
第一回展
展示作品の分析
第二回展
最初の窓
第4章 美術団体連合展
低迷した画壇
連合展の性格
新聞社のもくろみ
GHQの発言
もう一つの「日展」
第5章 日本アンデパンダン展
発足をめぐって
傑出した作家たち
第一回展出品者
その後の出品者
第6章 サロン・ド・メ
サロン・ド・メとは
内容の分析
経緯と趣旨
反響と批判
第7章 外国作家の紹介
ピカソ陶器・石版画展
マチス展
ピカソ展
ブラック展
ルオー展
一大転機
第8章 前衛美術会の誕生と孤立
前衛作家の結集
脱会者続出
分裂と混乱
擬装の真実
第9章 「世紀」の渦潮
会のはじまり
再編成へ
絵画部の活動
後期の活動
第10章 「青美連」前後
急激な変化
人民芸術集団の設立へ
青美連結成
共産党との関係
第11章 関西の前衛(一)
大阪での動き
京都での動き
青美成立へ
アンデパンダン展の推移
諸グループの動向
第12章 関西の前衛(二)
「ボクビ」の発足
墨人会の活動
「墨美」の役割
「具体」の発足
国際的活動へ
第13章 前衛書の進出
書と絵画
長谷川三郎の役割
外国画家の反応
森田子竜の批判
戦後の運動のなかで
相互理解の問題
一つの概括
第14章 画廊の変遷
終戦直後の状況
洋画商のプロフィール
一九五二年の状況
一九五四年から一九六〇年へ
消滅と存続
第15章 アート・クラブの歩み
創立当初の状況
書記役を引き受ける
さまざまな事業
後期の活動
第16章現代芸術の会
設立と目標
主要な活動
その他の活動
美術面での活動
第17章 一九五一年の二つのアンデパンダン展
読売アンデパンダン展の特別展示
出品作家の分析
滞欧作品特別陳列
第18章 『美術批評』と新人批評家
最初の執筆と反響
新人批評家の勢揃い
次代の出現
第19章 一九五〇年代中期
『美術批評』その後
岡サロン
『列島』への参加
勅使河原宏と「草月」
第20章 『現代批評』の前後
「クリティックの会」
『現代批評』の成立
「記録芸術の会」発会
政治主義の終焉
第21章 「異端の画家たち」展
一〇周年記念
「異端」とは何か
内容の分析
「異端」の衝撃
第22章 前衛画廊の出現
山本孝との接触
ヨーロッパ旅行
東京画廊への協力
苦味と収穫
第23章 日本画の危機
横山操との出会い
冷遇の時期
進出と抱負
中村正義の情熱
日本画研究会回想
第24章 多摩美の改革
講師就任
改革への着手
紛争のはじまり
結末の感想
最終章 アンデパンダン展一五回
新世代の登場
突然の中止
自立への模索
美術環境の変化
事項索引
人名索引