図書ゲンダイシ ノ ダンメン ニニロク ジケン000029584

現代史の断面・二・二六事件

サブタイトル1~10
編著者名
禰津 正志 著者
出版者
校倉書房
出版年月
1992年(平成4年)2月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
386p
ISBN
4751721607
NDC(分類)
210.7
請求記号
210.7/N69
保管場所
開架一般
内容注記
資料ならびに参考書:p386
和書
目次

第1章 神兵隊事件と十一月事件
神兵隊事件(一九三三年)
栗原中尉のクーデタ計画(十一月)
救国埼玉挺身隊事件(十一月)
十一月事件(士官学校事件)
統制派のクーデタ計画
第2章 重臣会議で岡田内閣成立
元老、重臣会議を新設
平沼派の策動
岡田内閣の成立
第3章 陸軍統制派の国家統制への布石
林陸相、皇道派から去る
陸軍、満州行政機関を掌握
『国防の本義と其強化への提唱』
統制派の権力奪取計画
第4章 天皇機関説ほうむられる
手当たり次第の口実で倒閣運動
蓑田ふたたび登場
右翼議員動きだす
貴族院の攻撃
衆議院も同調
右翼団体も同調
つぎつぎに弾圧
美濃部博士狙撃される
文部省『国体の本義』を発行
第5章 自由になった大海軍拡張
予備会議の決裂
日本、本会議から脱退
早くも南洋奪取の計画
大艦巨砲主義対空軍化論
第6章新しい文化を求めて(1)
日本の土壌から生れた生活綴方
文化遺産を復活した新劇
舞踊を通じて民族の解放へ-崔承喜-
第7章 新しい文化を求めて(2)
労働者の『キング』・“『労働雑誌』”
京都の『世界文化』
『土曜日』-新しい形の娯楽新聞-
第8章 満州帝国うまれる
帝政の実施
溥儀の日本訪問
溥儀のかたる皇帝の実態
溥傑の政略結婚
皇帝は関東軍の人質
統制経済の実験室
抵抗運動
第9章 熱河から華北へ
まず熱河省へ
河北省の侵略へ
天皇も承認
交渉によって、さらに侵略
第10章 蒋介石の屈服政策
広田外相の和協外交
土肥原少将、南支侵略をもくろむ
陸軍の新しい挑発
たび重なる衝突
第11章 永田軍務局長の暗殺
真崎教育総監の更迭
法廷は皇道派の宣伝舞台
第12章 世界の世論から孤立した天皇
『ヴァニティ・フェア』の漫画
中国の『新生』事件
第13章 ドイツの再軍備とフランスの人民戦線の展開
ヒトラー、国防軍を掌握
ヴェルサイユ条約を武力で破棄
フランスにおこった反ファシズム統一戦線の運動
第14章 コミンテルン第七回世界大会
フランス共産党書記長トレーズの報告
ディミトロフの演説と決議
野坂参三の国外活動
第15章 統一戦線への動き
自然発生的な統一戦線の動き
加藤勘十の訪米
全評の分裂行動
一二・五事件
ついに統一戦線成らず
第16章 二・二六事件
一千四百名、雪をふんで出動
蜂起の責任は他にもある
天皇の激怒
その日の元老
反乱軍における動揺
綱わたりの川島陸相
天皇の怒り、無視される
秩父宮動けず
「今からでもおそくはない」
特設軍法会議は天皇の意思
下士官・兵には執行猶予
余震