図書キョクトウ ユウジ000029423

極東有事

サブタイトル1~10
かくて日本は戦争に引き込まれる
編著者名
志方 俊之 著者
出版者
クレスト社
出版年月
1996年(平成8年)5月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
236p
ISBN
4877120394
NDC(分類)
319
請求記号
319/Sh64
保管場所
閉架一般
内容注記
和書
目次

第1章 中国が台湾に侵攻する日-朝鮮半島有事の際、人民解放軍はどう動くのか
台湾民主化の総仕上げ
予想されていた中国の軍事演習
台湾のベストセラー『一九九五閏(うるう)八月』
専門家も予測する中国の軍事侵攻
ニューヨーク・タイムズ紙が報じたミサイル攻撃計画
台湾海峡、波高し
人民解放軍の実権を握った強硬派
台湾に最も隣接した国・日本
中国の台湾軍事統一-三つのオプション
台湾侵攻のXデーとは
第2章 中国の崩壊は、いつ起こるのか-米国防総省が予想する三つのシナリオと対応策
中国の将来-三つのシナリオ
石油消費量増加の脅威
強大な中華帝国が誕生する可能性
第三のシナリオ-中国の崩壊
人口爆発がもたらす恐怖
米国防総省が予測する中国崩壊のシナリオ
中国は三国時代に戻る
アメリカが恐れる中国の軍拡
中国の軍事費は、なんと公式発表の数倍
中国が強行する核実験の目的は何か
アメリカはどう動くか
第3章 第二次・朝鮮戦争の危機-三十八度線の緊張は、冷戦時代の比ではない
韓国の高速道路が直線である理由
“備(そな)えなくして憂(うれ)い多し”
極東有事の際、日本はどうなるのか
東京から二時間の火薬庫
破局前夜の混迷が続く北朝鮮
相次ぐ上層階級の亡命
『北朝鮮の最高機密』
現在の自衛隊ではノドン一号の迎撃は困難
北朝鮮の明日をシミュレーションする
極東有事-最悪のシナリオは南進
二二〇万人の難民が発生する
北朝鮮の難民は日本に押し寄せる
削減された陸上自衛隊
「休戦状態は限界点」
第4章 軍拡競争に血眼(ちまなこ)なアジア諸国-インド、パキスタン、東南アジアは“世界の火薬庫”だ
一触即発(いつしよくそくはつ)、インド対パキスタン
経済力を背景にしたアセアンの軍拡レース
ついに、アジアが“世界の火薬庫”となった
なぜ、ロシアは今も北方領土に固執(こしゆう)するのか
民族主義が活発化するロシア
アメリカは、なぜ日本にTMD協力を求めるのか
南沙(なんさ)諸島は誰のものか
中国人と日本人の決定的違いとは
中国はシーレーン防衛のため大海軍国となる
アジアの安全保障をどうするか
「五人の侍(さむらい)」が目指す北東アジア非核地帯構想
第5章 なぜ、日米同盟が不可欠なのか-普天間(ふてんま)基地の返還が投げかけた問題
パンドラの箱を開けた少女暴行事件
普天間(ふてんま)基地の返還が投げかける課題
軍事同盟-日米安保の三つの原点
アメリカの“核の傘”がなくなればどうなるか
東アジアの不安定要素
日本がなすべきこととは
アメリカで飛び出した日米安保解消論
新防衛計画大綱を巡る議論
集団的自衛権を明確化せよ
世界の疑惑-日本の核武装
第6章 「有事法制」なき国家の悲劇-はたして阪神・淡路大震災の教訓は活(い)かされたのか
なぜ、今、危機管理が強く叫ばれるのか
有事にも、赤信号を無視できない自衛隊
有事の際の優先順位は医・食・住
電送できなかった現場の映像
待機していた防衛医官
なぜ自衛隊の出動が遅れたのか
三色に分けられたリスト・バンドの意味
初期消火ができなかった理由
降りられなかった救援機
「日本を毒ガスで攻めてくる者などいない!」
日本にも「FBI」を新設せよ
一日も早い「有事法制」の整備を