高知県史　近代編

序文
凡例

第一章　高知県の成立と県情一般
明治維新と山内氏
県政事始め
新政への抵抗
行政区画及び阿波国管轄
地租改正と永小作権問題
高知県会開設
官公庁の諸施設
教育行政とその実情
陸路と海路
人口と社会

第二章　県政初期と立志社
近衛解兵と県下の動揺
立志社創立
民会とその発展
寸志兵計画
大阪会議と愛国社
谷干城の諌告書
挙兵派と建白派
立志社の獄
中立社とその動静
士族授産事業

第三章　民権派の活動
各社の言論戦
愛国社の再興
国会期成同盟
立志社と憲法私案
共行社の分離
海南共同会
県政と民権派
田辺県令と四国新道開鑿

第四章　自由党の軌跡
自由党結成せらる
板垣の遭難と外遊
自由党の解散
基督教主義
三大事件と建白運動
保安条例と石川島監獄
大同団結始末

第五章　国会と政党
国会開設と第一議会
選挙干渉始末
日清戦争と国会
自由党と進歩党
憲政党内閣
自由党の末路
政党の系譜

第六章　経済と社会
経済界と高知商業会議所
県営水力電気事業
電話開設とその普及
漁業と漁民問題
開拓移住と海外移民
県下経済状況調査

第七章　戦争と政治
日清戦争と高知県経済
歩兵第四十四聯隊創設
海南倶楽部
日露戦争と県民大会
板垣退助と社会改良会
土佐倶楽部と県内政情
明治の終末

第八章　大正期の政治と社会
大正の政変
世界大戦とシベリア出兵
県経済界の展望
米騒動と農村問題
政党と県政

第九章　昭和初期の政治と社会
普通選挙実施せらる
浜口内閣と民政党
動揺する社会
県教育是と学生運動
テロリズムの時代
満州問題と県民大会
満州開拓移民

第十章　非常時と統制経済
大陸政策と国内政変
朝倉聯隊の出征
国策と県行政
国鉄土讃線全通す
四国配電会社設立
高知港とその開港
関西汽船株式会社

第十一章　太平洋戦争と高知県
東条政権と翼賛政治界
郷土舞台の戦歴
戦時下の県政と経済
食糧増産と土佐農兵隊
本土防衛と郷土部隊
大日本政治会高知支部
地方総監府と国民義勇隊
空襲の記録
終戦と県政

第十二章　民主日本の誕生
新憲法と高知県
南海大地震
復旧と経済再建
農地改革
高知大学と女子大学
高知空港
市町村合併
四国総合開発への道

第十三章　近代文化と社会
生活と産業
宗教
社会事業
同和問題
学校教育
文化施設
婦人運動
観光と文化財

歴代知事一覧表
年表
あとがき
索引