海外引揚者が語り継ぐ労苦　６

まえがき（永山喜緑）
〔満州〕
父母の恩は山より高く海よりも深し（小泉周）
一少年の記憶（会田鋭一郎）
渡満－終戦－逃亡－帰国の記（鈴木康夫）
父を求めて北満横断の旅（佐藤彰恭）
北朝鮮鎮南浦疎開者三十人救出（神代忠正）
第一次武装試験移民の妻としての引揚げの記（永井かほる）
臨月の妻が愛児の遺骨を胸に引揚げ（近庄次）
引揚げ体験記（則竹次郎）
生きる（後藤英子）
義勇軍中隊長として生徒を引率（田中鈴夫）
ああ痛恨の第九次徳命開拓団（所みゆき）
引揚げ作戦の舞台裏（古路喜一）
岐阜県送出第七次満蒙開拓青少年義勇軍田中中隊の一員として（林修三）
亡き父の拓魂に学ぶ（板倉博明）
終戦の日を迎えて（杉山茂代）
南無妙法蓮華経（境野静子）
満蒙建設を省みて（浦郷布治衛）
亡き夫の姿を瞼に浮べて（松元ヒナ）
〔樺太〕
引揚げの記（高山文治）
泰東丸の沈没から逃れた我が家族（須郷キミ）
耕心（佐藤隣）
波間に消え行きし人々よ（蜂屋豊子）
〔朝鮮〕
北鮮から姉と弟の引揚げ体験記（中本信子）
終戦前後（橋本薫一）
平和よ永遠に（桧垣的人）
語り継ぎたい願いと遺しておきたい祈り（宮田栄一）
北朝鮮から（後藤基憲）
〔その他〕
苦難の中の友情（中川初枝）
フィリピンから孤児となった初恵を連れて（三橋真砂）