近代日本戦争史 第4編
序章 概説(近藤新治)
第1章 開戦までの道程
ローズヴェルトの対日政策と日米交渉(1)孤立から介入へ(奥村房夫)
ローズヴェルトの対日政策と日米交渉(2)日米交渉(奥村房夫)
ローズヴェルトの対日政策と日米交渉(3)対日政策の背景(奥村房夫)
ローズヴェルトの対日政策と日米交渉(4)対日政策の現実(奥村房夫)
チャーチル内閣とシンガポールの防衛(アントニー・ベスト)
「時局処理要綱」と政治的背景(近藤新治)
日独伊三国同盟(ゲルハルト・クレーブス)
開戦前後の陸軍情報組織(有賀伝)
開戦までの国内世論(稲垣武)
「物的国力判断」(近藤新治)
「関特演」と仏印進駐(杉之尾孝生)
東条内閣の成立(波多野澄雄)
対米開戦史研究の諸段階(波多野澄雄)
第2章 開戦準備
開戦前の日米戦争計画(糸永新)
大東亜戦争の戦争目的(森松俊夫)
陸軍の開戦準備(近藤新治)
海軍の開戦準備(市来俊男)
第3章 攻勢期の諸作戦
緒戦における海軍作戦(北沢法隆)
開戦時の陸軍諸作戦(中尾裕次)
戦争指導からみたミッドウェー作戦(吉田昭彦)
戦争指導からみたガダルカナル作戦(近藤新治)
ビルマ・インド進攻作戦(広瀬琢磨)
第4章 防勢作戦
絶対国防圏をめぐる諸問題(福重博)
ビルマの防衛(広瀬琢磨)
マリアナ・レイテ海戦(吉松正博)
比島決戦の設定と崩壊(八束秀則)
硫黄島・沖縄作戦(近藤忠助)
特攻作戦(服部省吾)
中国大陸の諸作戦(森松俊夫)
第5章戦争末期の諸問題
本土防空と本土決戦準備(辻秀雄)
沖縄戦における住民避難(原剛)
和平運動と終戦工作(戸部良一)
原爆投下(礒部巌)
終戦にともなう関東軍の作戦(中山隆志)
第6章 戦争の終焉と観察
各地の終戦と復員(中山隆志)
「大東亜会議」(近藤新治)
南方軍政と戦争経過(太田弘毅)
日独連合作戦の考察-戦争指導の視点から-(平間洋一)
動員・人と物(熊谷光久)
大東亜戦争の計数的分析(安部彦太)
用兵思想からみた大東亜戦争(桑田悦)
極東国際軍事裁判(落合淳隆)
戦時下の財政金融(柴田善雅)
戦時経済の遺産と経済再建(真保潤一郎)
日本の戦争指導(野村実)