能のをみなたち

能のをみなたち
「海人」にある犠牲
物語の中なる「桜川」の母
芸の真を知る「富士太鼓」の母
哀れを止むる「隅田川」の母
女人芸を語る「山姥」
思いはるかに「砧」の妻
形身をかえす「清径」の妻
「草紙洗小町」と「卒都婆小町」
やさしき女性「松風」の姉妹
女人情熱を描く「道成寺」
「羽衣」と婦人参政権
いのち短し「葵条」
六条御息所泣くか「野宮」
紫式部自ら現われる「源氏供養」
恋の哀れを語る「班女」
女人　仕へまつる「雲雀山」
「湯谷」の順応性
敗れたる女系「静」と「巴」
てるよ自選集
鳩時計
五月の思い出
たそがれひととき
ぐすべりの木
竹の風
ささやかなる仕事について
忘るべき
春の北風
静居の記
むかしの春秋
抜文