図書キンセイ ケイザイガク ノ セイセイ カテイ000027183

近世経済学の生成過程

サブタイトル1~10
編著者名
久保田 明光 著者/Quesnay,Fran〓ois [著]
出版者
理想社
出版年月
1942年(昭和17年)6月
大きさ(縦×横)cm
22×
ページ
335p
ISBN
NDC(分類)
331
請求記号
331/Ku14
保管場所
閉架一般
内容注記
和書
目次

第1篇 近世初期のイタリア経済思想
アントニオ・セルラの経済思想
序-イタリア重商主義思想に於けるセルラの位置
セルラの時代的環境と其著『短論』の生成並びに其構造
セルラの『短論』に於ける基礎理論
セルラの『短論』に於ける政治経済学の萌芽的成立

第2篇 スミス経済学の先蹤者
『道徳哲学体系』に現はれたるフランシス・ハチスンの経済理論
ハチスンの生涯と業績
ハチスンの『道徳哲学体系』とアダム・スミスの『講義』及び『諸国民の富』との関連
『道徳哲学体系』に現はれたる主たる経済理論
『貨幣論考』に現はれたるジョセフ・ハリスの経済理論
スミスの先蹤者としてのハリス
ハリスの『貨幣論考』とスミスの『諸国民の富』第一篇の行論過程の相異に就いて
ハリスの富及び価値理論
ハリスの分業理論

第3編 ケネー経済学の先駆者
ヴォーバン元帥の『王国十分一税案』に関する研究
ヴォーバンの生涯と其の時代
ヴォーバン以前と其の同時代者
ヴォーバンの経済学的業績一般と『王国十分一税案』の生成
ボアギュィユベールの「比例価格」論と均衡理論
富論と貨幣論
一般的富裕に就いて
「比例価格」論及び均衡理論

第4篇 ケネー経済学研究
ケネー経済学に於ける「純生産」理論の生成
十八世紀中葉のフランス農業状態
ケネーの見たる当時のフランスの大小農経営の生産力及び収益力
ケネーのフランス農業の大農化論
ケネーの価値理論
問題の所在
ケネーに於ける使用価値概念と富の概念
ケネーに於ける「売上価値」概念-其の経済価値論の全貌
ケネーの『経済表』に於ける階級構成に関する若干の考察
経済表の前提について
経済表に於ける三階級の意義
経済表に於ける第4階級の存否
ケネーの貨幣観
問題の所在
ケネーに於ける貨幣の意義
貨幣の流通必要量に関するケネーの見解
ケネーに於ける「高価」論と貨幣の流通必要量
ケネーの商業論と価値理論
ケネーの経済価値及び高価に就いて
堀新一氏の批判の大要に就いて
ケネーの商業論(付・商人論)
堀氏の再批判とディドへの批判
スミス経済学に於ける農業理論

索引