国語　１（昭和３０年発行）

１　美しい自然
むぎ（千家元麿）
美しい村（堀辰雄）
土（長塚節）
大海の日の出（徳富芦花）
２　近代の詩
詩の鑑賞（吉田精一）
千曲川旅情の歌（島崎藤村）
道程（高村光太郎）
草千里浜（三好達治）
はじめてのものに（立原道造）
山のあなた（ブッセ・上田敏訳）
都に雨の降るごとく（ヴェルレーヌ・鈴木信太郎訳）
厳粛な時（リルケ・茅野蕭々訳）
３　映画の鑑賞
映画の鑑賞（飯島正）
二十四の瞳（壷井栄・木下恵介脚色）
４　口語と文語
口語と文語（岩淵悦太郎）
用言の活用と用法
５　小説の読み方
小説のおもしろさ（青野季吉）
小説の種類と性格（福田清人）
鯉（井伏鱒二）
学生（チェーホフ・中村白葉訳）
６　読書と図書館
読書論（小泉信三）
図書館の効用と利用（金森徳次郎）
７　日記と随筆
うつりゆく心（樋口一葉）
静かな流れ（中勘助）
雨の日（辰野隆）
東京文学散歩（野田宇太郎）
８　手紙
書簡の性格（林芙美子）
越後のたより（恵信尼）
師より弟子へ（正岡子規）
京都より（有島武郎）
弟テオへ（ゴッホ・小林秀雄訳）
実用的な手紙の書き方（八木省三）
９　文語の研究
助動詞の活用と用法
助詞の種類と用法
文の構造
文の種類
１０　古典の世界
古典の意義（阿部知二）
万葉秀歌（斎藤茂吉）
更級日記（菅原孝標女）
今昔物語集（池の尾の禅智内供の鼻の話）
徒然草（吉田兼好）
１１　われわれと漢文
われわれと漢文
漢字の知識
漢文の読み方
１２文学と人生
文学と人生（桑原武夫）
草枕（夏目漱石）
文章は千古の事（斎藤勇）
付有り