図書カゾク ト シャカイ000026443

家族と社会

サブタイトル1~10
編著者名
川辺 喜三郎 著者
出版者
関書院
出版年月
1960年(昭和35年)4月
大きさ(縦×横)cm
22×
ページ
284p
ISBN
NDC(分類)
361.63
請求記号
361.63/Ka91
保管場所
閉架一般
内容注記
和書
目次

第1篇 社会学の基本的概念
社会学の意味性質
社会学と社会科学
社会学の種類と定義
理論社会学と応用又は実践社会学
人間と性格
人間固有性
遺伝と人間性
人格の潰乱
社会態度
社会態度の性質種類
環境と態度
集団と社会
マス・コミュニケーションと世論
世論
マスコミュニケーション
文化
文化の意味
社会的身分地位と階級
社会的身分地位
社会階級
社会の変動
社会変動は心的相互作用の過程
社会過程の研究対象

第2篇 性の自然的社会的性質
男女両性の生理的・心理差異
男女両性と動物性・植物性
栄養と性別発生の関係
血縁結婚の出生児への性的影響
男女の体力と運動能力
女子の傷害抵抗性は男子より強い
病気に対する男女の抵抗性
男女の出生率と死亡率
男女の頭脳の発達
要約
性と社会的感情
快楽苦痛や興奮沈滞は、性欲食欲充足のための闘争から発生する
感情状態は活動への機質的準備
同類意識や同情心の発達は性生活から
同情的共同関係は、食欲・性欲と関連発達する
他人が自分に対してもつ意味に感ずる敏感性
高等動物の性活動
性的衝激の精神文化への影響
二種の精神的感受性
性的感受性は、理想的・道徳的・美的生活発達の重要な社会的要因
性と原始的産業との関係
求食活動に於ける男女の別
女子労働の緩和軽減
男女の活動の形式が、民族道徳の規範となる
男子の建設的事業への参加と生産力の発達
男女性格の変化
進化の過程に於ける生物の構造機能の変化
生命は最初は女性的
生命の自己保存と種属保存
どうして男性が優勢になったか
初期の原始社会の中心は女子と子供
女子が男子を家庭化した
男子の生活活動への参加とその地位の向上変化
男女道徳性格の変化
活動と変化を求める人間性

第3篇 楽しく悩ましき青春期の性問題
青春期の問題
青春期の絶えざる誘惑
急激な社会的立場の変化
思春期の四つのおもな弱点
加速度的肉体の発達
青少年の精神的発達
肉体的・感情的・職業的社会調節の複雑性
青春期に対する大人の無理解
老若両者間の矛盾衝突
育児という困難な親の役目
親子の精神的連結の弛緩
青春期と教育
職業問題に関する青春期の混乱
自己の個性の発見と修業
社会的成功要素としての調節協力
青少年の不良化と家庭
青春期の精神的混乱
不良少年の正常性
不良の原因としての家庭問題
性行動の社会統制
伝統的性道徳規準の変化
性的混乱の誇張的報道
学生と性生活
わが国青少年の性問題
最近青少年犯罪激増の実体

第4篇 恋愛・結婚・家庭
恋愛と愛人の選択
恋愛
配偶者の選択
配偶者の選択、親との同居、子供の希望数に関する世論調査
青年と結婚準備
結婚年齢
結婚前の交際と婚約
結婚の成功と失敗
結婚生活の理想と現実
結婚の性質
結婚成功の測定標準
家庭生活の対立破壊と調節協力関係
結婚生活と調節協力
対立争議対処法
家庭の破壊と離婚問題

第5篇 家庭と道徳と教育問題
家庭と青春期の道徳
青春期の道徳と宗教
人格の悪化をひき起す状態
青少年の不良化の原因
家庭と学校の性格教育
家庭のしつけと子供の性格
性格教育に関する両親の立場
学校の性教育
指導者としての教師の地位
気の毒なわが国の辺地教育
文化の発展と教育問題
マス・コミュニケーショの良否とその教育
外国人の日本道徳観