新高等国語　３（昭和３８年発行）

近代詩の流れ
近代詩選
近代詩の道（神保光太郎）
〔参考〕新しき詩歌の時（島崎藤村）
思索と論理
ことばの倫理（福田恒存）
読書と思索（小泉信三）
科学の限界（中谷宇吉郎）
和歌の系譜
豊旗雲〔万葉集〕
春の心〔古今和歌集・新古今和歌集〕
吉野山〔山家集・金槐和歌集〕
松の木かげ〔梁塵秘抄〕
和歌の変遷（能勢朝次）
近代の小説
たけくらべ（樋口一葉）
和解（志賀直哉）
天平のいらか（井上靖）
小説の芸術性（中村光夫）
古代の物語
倭建命〔古事記〕
若紫〔源氏物語〕
八月十五日夜禁中独直対月憶元九（白居易）
もののあはれ（本居宣長）
源氏物語について（中村真一郎）
配所の菊〔大鏡〕
国語の歴史
こまのいななき（橋本進吉）
国語の変遷（佐伯梅友）
文章について（福原麟太郎）
語源五例
海外の文学
ジュールおじ（モーパッサン作・河盛好蔵訳）
樹木（ヘルマン＝ヘッセ作・尾崎喜八訳）
訳詩二編
西洋文学の魅力（桑原武夫）
庶民の文学
江戸文芸に現われた人間観（潁原退蔵）
身過ぎは八百八品（井原西鶴）
冥途の飛脚（近松門左衛門）
虚実皮膜論（穂積以貫）
俳諧の道
人生の知恵
人生と真実（野田又夫）
雨の中（アラン・石川湧訳）
語録〔歎異抄・正法眼蔵随聞記〕
西哲のことば（パスカル・ゲーテ・ヒルティ）
中国の古典
李白の詩（武部利男）
漢詩
梅を請ひ得たる礼状（頼襄）
漢文
草枕（夏目漱石）
伝統を顧みる
日本の珍しさ（和辻哲郎）
陰翳礼讃（谷崎潤一郎）
庭（加藤周一）
旅について（三木清）
付録有