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近代国家財政の理論

サブタイトル1~10
財政学の主流と歴史的性格 財政発展の客観的・必然的過程
編著者名
高木 寿一 著者
出版者
慶応通信社
出版年月
1954年(昭和29年)7月
大きさ(縦×横)cm
22×
ページ
335p
ISBN
NDC(分類)
341
請求記号
341/Ta29
保管場所
閉架一般
内容注記
和書
目次

第1篇 序論
財政事実と財政観念の相互関聯性と制約性
近世財政思想の生成
第2篇 英国の自由主義財政学説とその主流
アダム・スミスの財政学説
セエ―リカアドオ―パアネル
英国産業資本主義の成熟段階に於ける財政学説
第3篇 ドイツ財政学の主流とその歴史的性格
ドイツ財政学の歴史的前提
第十九世紀中期のドイツ財政学説
アドルフ・ワグナアの財政学体系
第4篇 第一次大戦と戦後に於ける国家財政の役割と財政理論
帝国主義段階と国家財政の役割
一九二○年代に於ける財政理論―既成財政学の現実性に対する反省
第5篇 一九三○年代以降の財政理論の転換と現代財政学の主流
世界経済恐慌と財政政策の指導理念
一九三○年代の財政事実と財政意識の相互関聯性
財政学に於ける「ケインズ革命」の意味
ケンイズ理論を基礎とする財政政策理論―殊にハンセンの補整的財政政策理論
現代財政学の到達点
第6篇 財政の発展法則―財政発展の客観的・必然的な過程
財政の発展過程の形成要因
社会経済生活に於ける財政主体の地位と財政活動の形態―過程
国家経費の経済的効果
国家用役の作出と財政支出の効果
租税政策の指導理念と租税函数の問題
租税構造の分析
課税の経済的効果
公債の諸形態と経済的効果
租税支出と公債支出の効果の比較―所得の形成と処分・所得の分配・経済的資源の配置に関連して
財政の発展過程の表式―財政発展の客観的・必然的過程を形成し財政の発展方向と特殊性を規定する諸要因の結