日本農業発達史　第４巻

第２篇　日本資本主義確立期の農業（上）
日本資本主義の確立と農業
日本資本主義の確立過程とその特徴
はしがき
序幕
日清戦後から日露戦争へ
日露戦後の日本資本主義
資本と土地所有
はしがき
米穀市場と地主
資本と土地所有
銀行と地主
共通の利害の根柢
固有の利害の調整
農民の階層分化
「戦後経営」と農民経済
階層分化
地主・小作の主従的関係における動揺の兆
農政の基調と技術推進の特徴
農政の基調
当時の農業技術推進の特徴
治水・水利・土地改良の体系的整備
明治期における治水費の負担
明治初期における高水費の負担
デレーケの治水観
二つの治水論
治水に関する建議と河川法成立の事情
用水管理機構変貌の一例
徳川期の用水管理機構
土功会
水利組合と末端機構
耕地整理事業の性格の変遷と事業発足当初の事情
泰西土地整理論と『土地整理論』
耕地整理対策の確立とその事情
耕地整理事業の発足当初の状況
農機具発達の一段階
近代的短床犁の形成
単用型短床犁の原型の完成－肥後コ犁の完成－
単用型短床犁の発展
双用型短床犁の出現－松山原造と松山犁の発明－
双用型短床犁における新たなる発展
近代的短床犁形成の意義
水田中耕除草機の普及
明治前期までの中耕除草－手取り除草と雁爪による中耕－
中井太一郎と水田中耕除草機の確立
水田中耕除草機の普及と正条植
足踏廻転脱穀機の発明
センバ扱きから足踏廻転脱穀機へ
足踏廻転脱穀機の発明
足踏廻転脱穀機の実用化
足踏廻転脱穀機の普及とその意義