日本人蔘史
- サブタイトル
- 編著者名
- 日本人参販売農業協同組合連合会 編者
- 出版者
- 日本人参販売農業協同組合連合会
- 出版年月
- 大きさ(縦×横)cm
- 22×
- ページ
- 422p 図版11枚
- ISBN
- NDC(分類)
- 626
- 請求記号
- 626/N71
- 保管場所
- 地下書庫和図書
- 内容注記
- 編纂主任:田中武夫
- 昭和館デジタルアーカイブ
序文(日本人参販売農業協同組合会々長理事 小松直人・衆議院議員 日参連顧問 井出一太郎)
口絵有
第1章人参、日本に来る
まずはじめに
薬用人参のすべて
医者の見た人参
長野県の効用実験
人参のふるさと
初めて日本へ
正倉院御物の中に
日本にも人参ありき
にんじんと銀閣寺
倭館と死の密貿易
茶つぼ道中・人参道中
にんじん座ひらく
元禄にんじん座騒動
にせもの、ほんもの
第2章 日本人参、大陸に向かう
人工栽培の始まり
生草入手の冒険
お種、にんじん誕生す
お種、頻りに地方へ行く
栽培の歴史的な意義
延びていく販売網
上田城下、生薬屋の花盛り
人参呑んで首縊る
日本人参、大陸に向う
出雲人参の生いたち
会津人参の生いたち
人参役所の専売機構
ぬかご人参の試作
信州の百姓、孝太郎
佐久間象山の日記
菅平開発のいしずえ
第3章 明治維新とともに
資本主義経済のあけぼの
出雲・会津に人参会社
信州の人参会社と鑑札制度
立ちあがる信州
横浜での取引き
史上最高の生産・暴落・倒産
朝鮮人参の密輸出横行す
明治時代、貿易上の地位
人参研究に世界の目
明治末期のブーム
その頃経営分析
加工業者の思い出話
第4章 農・商資本の攻防
生産組合活動の経歴
大正時代の不売同盟
農民加工の先駆、茂田井
恐慌の中の満州事変
信州人参農民の目覚め
朝鮮視察とその結論
長野県薬用人参組合協生まる
丸子工場の統一加工始まる
全国制覇に向う
大陸市場開拓に死闘
長興社、上海に進出す
会津も上海進出企つ
その頃の輸出市場
画期的な紅参への道
戦争へ、公価と作付統制
上海で人参輸出組合独立運動
決戦下、生産者統制成る
加工・販売統制難航す
すべて農業会の手に
信州人参発展の迷を解く
信州人参統制組合生まる
長興社、上海を引揚ぐ
戦争のあと始末
第5章 協同組合の旗のもとに
生産興亡の裏に潜むもの
商業資本の巻き返し
信州人参農協の創立
加号業者、袂を分つ
長野県のバックアップ
日参連、ついに誕生す
相つぐ全国生産者大会
台湾バナナと人参
会津も人参農協を結ぶ
笑はの止まらぬ上昇に向う
人参天国の経営分析
全参連の誕生と振興会
日本人参二五○年記念会
花ひらく人参会館
呆然たる落調
輸出窓口の自主統制断行
日参連の憂愁
出雲人参のピンチ
危機突破大会ひらく
軌道に乗る輸出ルート
台湾の輸入禁止と解禁運動
明治百年を迎える日
第6章 技術面の移り変り
江戸時代の栽培法
栽培法の移り変り
経営と管理の関係
加工法の変遷
人参畑はジプシー
信州人参実験地の成果
会津人参実験地の研究
第7章文献
本邦製紅参の二三薬理作用について(岩手医科大学薬理学教室 石田六也ほか)
アメリカ人参について(米国ミネソタ州ダッセル フレッド・コルバーグ)
人参協同組合運動三五年を省みて(日参連専務理事 中垣貞男)
あとがき(田中武夫)
年表・写真有
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