ヂーゼル機器40年史
社史刊行にあたって(取締役社長 望月一成)
沿革
第1章 創立前史ディーゼルエンジンと燃料噴射ポンプの開発
ディーゼルエンジンの誕生と普及
ディーゼルエンジンの誕生
ディーゼルエンジンの高速化
ディーゼルエンジンの悩みと燃料噴射ポンプ
日本におけるディーゼルエンジンの発達
ディーゼルエンジンの導入
ディーゼルエンジンの発達
当社設立の動き
自動車用ディーゼルエンジンの登場
ロバート・ボッシュ社との交渉開始
第2章創業期昭和14年7月~20年8月創業と戦時下の生産
ヂーゼル機器(株)の設立
ロバート・ボッシュ社との特許契約
燃料噴射ポンプの国産化をめざして
工場建設と操業準備
工場用地の選定と買収
工場の建設
本格操業をひかえて
技術員の渡独
工員の確保と受け入れ
社規,社則,職制等の制定
計画の変更
第1号製品の誕生
第1号燃料噴射ポンプと第1号ノズルの完成
量産の開始
増産体制の確立
生産量の増大
戦火のもとで
第3章 復興期昭和20年8月~25年6月精密技術に賭ける
新たな出発
戦後処理
民需への転換
精密技術製品をめざす
関連品の開発
漁船用PF型ポンプとグレーマリン用ユニットインジェクタの生産
真空倍力装置(ハイドロバック)の製造開始
ディーゼル自動車用噴射ポンプの製造
再建整備
再建設備計画の樹立
制限会社指定の解除
復興の歩み
得意先の開拓と生産努力
技術陣の立ち上がり
生産体制の整備
労使関係の確立
第4章 確立期昭和25年6月~30年8月経済復興の波に乗り
経済復興とディーゼルエンジン
ディーゼルエンジンの普及
販売サービスの網の確立
生産体制の強化
生産設備の拡充
燃料噴射ポンプの開発
新会社の設立
生産合理化への努力
ロバート・ボッシュ社との再提携
ロバート・ボッシュ社との経緯
再契約交渉と契約の成立
労使協調と福利厚生の充実
従業員組合から労働組合へ
福利厚生と安全教育への取り組み
第5章 発展期昭和30年8月~36年10月新製品開発と市場開拓
神武景気から岩戸景気へ
高度成長経済の始まり
自動車産業の興隆
当社における技術革新
A型ポンプへの切り替え
陸舶用噴射ポンプの発展
新製品開発と市販市場の開拓
空調製品の開発
給油機器と空圧製品
増産の準備
機械設備と施設の充実
資本の充実
秋庭社長の部品工業会理事長就任
村上社長の就任
諸体制の見直し
職制の変更
生産性向上委員会の設置
総括出庫制への移行
本社決済制度の導入
販売活動の積極化
教育福利制度の充実
資格制度の導入
福利厚生の充実
第6章 量産拡大期昭和36年10月~40年4月モータリゼーションの波に乗り
モータリゼーションの本格化
ディーゼル化の促進
分配型ポンプへの進出
制御技術の発展
空調製品の展開
陸用・舶用ポンプの需要増
陸用噴射ポンプ
船舶用噴射ポンプ
大型設備投資と増資
昭和36年度計画
研究体制の充実
本社社屋と営業所の新築
増資と設備投資
経営管理体制の充実
企画室と新製品担当課の設置
管理体制の改善
協力工場の管理
新井源水相談役の逝去
第7章 拡張期昭和40年4月~45年7月国際化への対応
自動車生産の増大
資本の自由化とその影響
自動車の生産世界第2位へ
ディーゼル化の進展
空調製品の普及
公害問題の発生
噴射ポンプの多様化
VM型ポンプの量産化とVA型ポンプの技術提携
PEAD,PD,P型ポンプの生産増
PESK型ポンプの登場
ガバナーの発展
空調製品の拡大
空調製品の多様化
大型設備計画の樹立
社債の発行と増資
狭山工場の建設
調質工場の新築とポンプ第3工場の完成
部品センターの完成と設備の増設
販売活動の積極化
ユーザーニーズ即応体制
メーカー要請への対応
経営管理の合理化
長期計画の策定
品質管理体制の確立
予算統制と在庫削減
目標管理と本部制の導入
電算化の進展
社員教育と提案制度の充実
新分野を求めて
開発企画の動き
燃焼式ヒーターとファンクラッチの開発
電子制御式ガソリン噴射装置の技術提携
油圧機器の技術提携
流体ガバナーの開発
第8章 激動期昭和45年7月~50年7月景気変動と公害対策
試練に耐えて
ドルショックと石油ショック
自動車の輸出増と保有台数の増加
ディーゼル化の状況
空調製品の進展
自動車と公害
江南工場の完成と稼動
空調製品の進展に備えて
工場の建設
製品流通センターの建設
松山工場の増設
排気ガス対策
燃料噴射装置による排気ガス対策
排気ガス対策関連製品の関発と販売
電子制御式ガソリン噴射装置の生産
新製品の展開
油圧機器製品の生産と販売
流体ガバナーと電子ガバナー
スピードマスターとジェットルーム・ポンプの生産
経営管理体制の強化
経営の転換
事業部制の導入
人事教育制度の見直し
経営の合理化
オンラインの稼動
セット出庫制からTPSへ
CAPPSへの展開(事業部スタッフ全員参加)
生産工程の合理化
日本電子機器(株)の設立
海外への進出
第9章 飛躍期昭和50年7月~現在国際化と省資源への対応
省資源時代の到来
安定成長への適応
乗用車の進出
低成長下での伸展
主力製品の伸長
増資と浮動株対策
省資源時代の脚光を浴びて
VE型ポンプの生産開始
F/K型コンプレッサの開発
電子油圧機器製品の展開
経営管理体制の確立
ヂーゼル機器販売(株)とムサシ興産(株)の設立
望月社長の就任と組織の改革
中期経営計画
限りなき合理化
さまざまな施策
海外への発展
販売組織の確立
輸出の増大
創立40周年を迎えて
記念式典
展望と課題
現況
資料・年表・参考文献有