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戦後日本化学工業史

サブタイトル1~10
編著者名
渡辺 徳二 編者
出版者
化学工業日報社
出版年月
大きさ(縦×横)cm
27×
ページ
608,31,377p 図
ISBN
NDC(分類)
570
請求記号
570/W46
保管場所
閉架一般
内容注記
監修:中山伊知郎,有沢広已 巻末付録:系譜図,年表,統計表 巻末:参考文献
和書
目次

序章 現代産業機構と化学工業
第1編 戦後化学工業の復興
敗戦の遺産
敗戦時の生産水準
敗戦直後の混乱の生産再開
化学製品市場の変ぼう
農業の構造変化と化学肥料市場
人絹市場の喪失
軍需市場の崩壊
化学工業の復興
化学肥料を中心とした再建
復興過程における化学工業の労働運動
第2編 化学工業の合理化
脱肥料化の展開
国内の肥料市場における過剰生産傾向の発生と企業行動の変化
海外肥料市場の変化と合理化への要請-出血輸出の意味-
肥料工業における合理化の三つのタイプ
在来型合成樹脂工業の再建と拡大
フェノール樹脂工業の復興と技術進歩
ユリア樹脂市場の発展
尿素(ユリア)樹脂技術の発展とメタ
カーバイド・アセチレン系有機合成工業の展開
酢酸を中心とした在来型低分子合成技術の企業化
塩化ビニルの新規企業化の族生
塩ビ関連産業、無水フタル酸、オクタノール、ブタノール工業、可塑剤工業などの展開
二次加工分野の発展
塗料工業の発展と「樹脂化」
プラスチック成形加工業の発展と変ぼう
合成繊維の工業化と原料問題
合成繊維工業の発足
アクリル・エステル系繊維と原料プロセス転換
第3編 経済成長と石油化学工業
石油精製工業の近代化と石油化学工業の原料基盤
石油精製工業近代化の技術と経済
石油精製工業に対する外国資本の支配と石油化学工業
プラント・エンジニアリング産業の定着とその発展-石油化学工業成長の基盤-
石油精製近代化の建設に伴うプラント・エンジニアリング企業の成立
戦前におけるプラント・エンジニアリング産業の萌芽
プラント・エンジニアリング産業のわが国における胎動から確立まで
国際化の時代
石油化学工業の誕生
誕生の基盤と背景構想から実現への過程
政策と建設
ポリエチレン工業の成立
合成ゴムの企業化と展開
石油化学工業の展開-競合と交代-
エチレンセンターの形成と集中化
アセトアルデヒド工業の再編成
石油化学工業の企業化と発酵化学製品市場
塩ビセンターの形成
芳香族系の新展開とタール系工業
無水フタル酸工業の展開
ポリプロピレンの企業化
無機化工業-とくにソーダ工業への影響
いわゆるファイン・ケミカルの動向-染料・医薬品工業との関連-
貿易・資本の自由化と大型化の進展
貿易の自由化と化学工業
大型化の進展とその影響
化学工業の再編成と外国資本との関連
第4編産業構造の変動と化学工業
環境・公害問題の深化-高度成長の決算の第一局面-
産業の急成長と公害
公害の記録
プラスチック製品の氾濫と安全性・廃棄物処理問題の重大化
化学工業と公害
構造的不況の展開-高度成長の決算の第二局面-
不況の実態
石油化学工業と構造的不況
化学工業の再編成とその基盤の変化
石油化学工業の急展開とナフサ問題
労働運動の変質過程
技術の自立の意味と課題
終章
現代産業組織と化学工業の構造
産業材料工業としての現代化学工業の課題
付録有