戦後電気事業史
序文(中山伊知郎)
第1編 戦後の歴史理論的概観
敗戦,民主化および工業化の意味
戦後日本の3大変革
歴史理論の方法論
戦後日本経済史
1950年代の日本経済
1960年代の日本経済
社会の民主化と婦人の登場
1960年代の新しい状況
1970年代の新しい課題
戦後日本の生活と社会
人間生活の発展段階論
最低生活から3C,4Hへの発展
男性の権威喪失の過渡期
女・子供の論理の流行
戦後電力事業史
歴史的概観
構造変動
現在の問題点
第2編 主導産業変遷史
日本経済の成長と産業構造
日本経済の成長と産業構造の高度化
日本経済の成長と工業構造の高度化
日本経済の成長と主導産業の変貌
外国技術の導入と自主技術開発時代への移行
日本経済の成長を支えたトリガー産業の変遷
新しい3つの課題と産業構造転換の必要性
第4のトリガー産業の誕生
エネルギー政策の展開
エネルギー革命の問題点
エネルギー政策の課題
エネルギー政策の目標
エネルギー政策の方向と将来
国際化時代のエネルギー政策
電気産業の位置づけ
電気産業の基本的特徴
電気産業に対する公益事業規制
電気産業の市場構造
電気産業に対する供給産業の市場構造
電気産業の市場成果
電気産業の将来課題
エネルギー需給構造の変化
世界のエネルギー需給
日本のエネルギー需要
種別エネルギー構成の変化
日本のエネルギー供給
第3編 電気事業の計量経済史
電気事業の計量モデル
戦後における電気事業の発展
モデルの概要
モデルの構造
内挿テスト
モデルのシミュレーション実験
産業連関と電気事業
産業発展とエネルギー供給
産業構造の変化と電気事業
価格体系と電気料金
資本市場と電気事業
電気事業と技術革新
日本の技術革新
電気事業における技術革新
第4編 電気事業と地域開発
地域開発の政策理念と電気事業
日本の総合開発と電気事業
地域開発における政策理念の変遷
地域開発における電気事業の役割
国土計画,地域開発の展開と電気事業
第1期-資源開発と国土保全
第2期-大都市圏整備の台頭と後進地域の開発
第3期-経済成長のための拠点開発
第4期-過密・過疎と公害問的
第5期-「新全国総合開発計画」の登場
電気事業の広域運営
広域運営の概況
広域運営第1期(昭和33~37年)
広域運営第2期(昭和38~42年)
広域運営第3期(昭和43年~)
広域運営の成果と展望
日本経済の大規模開発プロジェクトと電気事業-将来展望に代えて-
大規模開発プロジェクトの背景と概念
大規模開発プロジェクトの選択と構成
電気事業の大規模開発プロジェクト
第5編 電気事業の未来展望
長期展望の必要性
1960年代における未来学者の登場
長期的展望の新しい技術
日本における長期展望の必要性
大転換の意味
史上4番目の大転換
ポスト・ベトナム,ポスト・アポロおよびポスト・金=ドル体制
現在の日本の課題
電気事業の未来展望
電力需要の展望
電力供給の展望
資料有