営団地下鉄五十年史
序章 営団創立前史
わが国での地下鉄道の創始
東京地下鉄道の創業
新橋到達までの苦闘
二つの地下鉄道と相互直通運転
東京高速鉄道の創業
渋谷・浅草間直通運転へ
東京交通圏の交通調整
交通調整経緯
営団法の制定へ
第1章 創立そして雌伏の十年
営団の創立と戦時中の事業活動
営団の創立
最初の新線建設工事
戦時中の事業概況
終戦直後の混乱と復興
混乱の中で
インフレと労働運動の高揚
5か年事業計画の策定
新線建設への胎動
東京復興計画と都市高速鉄道網計画
新線建設計画の策定
新線建設再開への準備
第2章 待望の新線建設再開へ
丸ノ内線の建設着手
池袋・神田間での工事着手
建設費の節約と最新式車両の導入
営団初の新線開業
都心部への進出
都心部での第2期工事
段階的な開通
建設資金確保への経営努力
都市交通の見直し
都市交通審議会の設置
丸ノ内線の延伸と日比谷線の登場
丸ノ内線池袋・新宿間の開通
西銀座・新宿間の建設
銀座線との路線網形成へ
池袋,新宿の本駅化と小石川車両基地の拡張
新線建設を支えて
銀座線の本格的な輸送力増強
組織の整備と要員の確保
鉄道付帯事業および兼業の推移
第3章 相互直通運転の開始へ
新たな建設体制へ
丸ノ内線荻窪への延伸
日比谷線の建設着手
日比谷線の開業
創立20周年を迎えた営団
営団地下鉄の発展
日比谷線の延伸と東西線の建設着手
営団の部外投資
新たな路線の設定
都市交通審議会第6号答申
東西線の延伸と千代田線の設定
東京オリンピックまでに
日比谷線の全通まで
路線網を集中管制へ
東西線高田馬場・九段下間での開業
銀座線,丸ノ内線ともに6両化へ
建設本部の発足
第4章 路線網の大拡充
東西線の全通まで
中野・東陽町間の開通
地下鉄の地上ルート
快速運転と高架下活用
画期的な新技術の導入
千代田線綾瀬・大手町間での建設着手
千代田線の開業と常磐線との相互直通
サイリスタ・チョッパ車の開発
輸送力の限界と経営補助の必要性
営業線の輸送力設備
有楽町線と半蔵門線の設定
経営補助の開始とその拡大
わかりやすく快適な地下鉄へ
駅業務の近代化
高温高湿対策の開始
さらに路線網を拡充
千代田線代々木公園への延伸
有楽町線池袋・銀座一丁目間での開業
都市交通審議会第15号答申
経営規模拡大への対応
組織と業務施設の整備
鉄道電話の4桁化
電子計算機の導入
福利厚生面の整備
関連事業の育成
第5章 試練を越えて
経営環境の変化
成長路線の転換
新たな発展の模索
営団地下鉄への試練
千代田線と小田急線との接続
36道路反対運動の影響
半蔵門線の一坪反対運動
東西線の竜巻事故
施設面でのシステム整備
火災への対策
侵水への対策
振動騒音への対策
トンネルの保守改良
第6章 首都圏の大動脈となる
営業線の近代化
新駅設置と輸送力増強
旅客サービスの改善
新たな出入口とビル連絡口
地下鉄複々線区間の開通
半蔵門線の開業と永田町への延伸
8000系車両投入
有楽町線の大延伸
先端技術の導入
総合情報システムの構築へ
泥水加圧式シールド工法の開発
新しい軌道造へ
01系車両の登場
経営基盤の拡大強化
新線建設の推進
東葉高速鉄道への出資
財務体質に改善の兆し
関連会社の事業展開
第7章 21世紀を目指して
東京の地下鉄60周年
新たな路線網計画の策定
地下鉄走って60年
世界有数のシステムへ
本社社屋の改築成る
職場環境および福利厚生に整備
本社社屋の改築
情報通信システムの近代化
営団地下鉄の経営改革
経営形態での論議
変革への意識改革
新規事業への進出
企業体質の改善・強化
安全性と快適性の追求
安全防災への対策
車両近代化と車両冷房の開始
輸送力増強と駅のリフレッシュ
新しい旅客サービスの導入
着実な新線建設の推進
有楽町線の全通まで
半蔵門線渋谷・水天宮前間の全通まで
第7号線の建設
新しい地下鉄のビジョン
前口絵
中口絵・後口絵・写真・附属資料・年表等有