図書ウミ ユカバ000024148

海ゆかば 上

サブタイトル1~10
太平洋海戦秘史
編著者名
出版者
鹿児島新報社
出版年月
1977年(昭和52年)8月
大きさ(縦×横)cm
18×
ページ
329p
ISBN
NDC(分類)
210.75
請求記号
210.75/U74/1
保管場所
閉架一般
内容注記
昭和51年8月1日から同年12月31日まで、日刊紙「鹿児島新報」に連載した記事に補筆したもの
和書
目次

発刊に当たって(羽野瑛)
発刊に当たって(湊慶譲)
英霊に捧ぐ(飛田健二郎)
あの頃の思い出(前田行男)
1 真珠湾攻撃
ニイタカヤマノボレ
“しむけられた戦争”
一路真珠湾へ
トラトラトラ
硝煙が上空おおう
華々しい日本の戦果
特殊潜航艇の活躍
有史以来の大壮挙
マレー沖海戦
戦運強い“雪風”
2 開戦前夜
アサヒハノボル
グアム島も占領
私は開戦で慟哭した
勝ってカブトの緒を締めよ
戦争か平和か
図上作戦では負ける日本
時の流れは米英討つべし
3 月月火水木金金
英も驚く日本軍艦
最後の極秘電報
科学者の研究費を増やせ
鹿児島湾で猛訓練
4 同期の桜(海軍兵学校)
脈打つ薩摩の血潮
軍楽隊も薩摩が
世界の三大兵学校
三S精神の伝統
至誠にもとるなかりしか
古き良き時代
遠洋航海も中止
74期も胸ふくらませて入校
小山のような母艦
幼小をかきたてた海兵
5 同期の桜(海軍機関学校)
紆余曲折の誕生
独特な面魂の生徒たち
舞鶴精神でしごく
何でも卒先垂範たれ
七ツボタンはトップモード
遠洋航海で海軍の仕上げ
“短剣”だけはダメ
軍志願には月謝を助成
カイヘイゴウカク
海機は海兵分校に
6 同期の桜(海軍経理学校)
一流教授陣がズラリ
他もうらやむ行幸クラス
われ戦闘配置なし
四号生徒に集中する鉄拳
敵を知り己を知る
7 同期の桜(海軍軍医学校)
“縁の下”の軍医士官
攻める側の身で守れ
顔に絶望の色を見せるな
8 ミッドウェー海戦
勝敗の分岐点に立つ
東京初空襲
ミッドウェー作戦も山本司令長官が
チンケースで用を足す
解かれた“AF”のナゾ
二転三転した爆弾の取り替え
星のマークに身も緊張
私も“戦死”した
ホースで海面へ脱出
緊張する作戦室
生涯における失敗の日
9 ソロモン海戦の周辺
各艦艇粛として声なし
日本攻略の布石“ガ島”
止まらない日本軍の出血
錨を下げたまま退避
“鬼の金鋼”“地獄の霧島”
第三次ソロモン海戦始まる
十三日の金曜日に激闘
米艦艇を混乱さす“夕立”
勝利を祈りつつ殺気立つ
霧島の最期
“ガ島”飛行場は健在
“円タク”と“盆おどり”の駆逐艦
将兵をのんだ海は不気味に静か
10 シドニー攻撃
再び“軍神”生まる
地獄に咲いた花
立派な死に場所を得て
弟よ妹よ健やかなれ
息子のブロンズ像をなでる老父
11 山本司令長官の戦死
日本の不吉を暗示
わずか六機で護衛
「い号」作戦の前線指揮
二番機も襲撃受く
宇垣中将は重傷
電子計算機が暗号解読
12 ニューギニア作戦
陸戦隊向きの豊島軍医長
苦い塩酸キニーネの水割り
13 ドイツへの密使
ドイツから潜水艦を回航
吠える海域で悪戦苦闘
ドイツ海軍と合流
帰途も敵機に襲わる
14 南西方面部隊
夜光虫を敵潜望鏡と感違い
サバンへ向かう戦闘機
イタリア潜水艦を見学
ついにイタリア降伏
味方に攻撃さる
全島が大ジャングル
森の石松
薪をたいて走る機関車
正月気分吹き飛ぶ出撃
味方艦に“戦闘”申し入れ
日本人に似たアンダマンの原住民
付録あり