昭和史の天皇 18
企画院事件
プロローグの写真
“虚構”の拡大へと
勉強会が“謀議に”
京浜グループ活動
官庁の“人民戦線”
コミンテルン報告
突然訪れた破たん
特高追及じわじわ
追及の“焦点”急変
警察捜査の新展開
戦争の中枢機関に
デッチ上げの意図
警察事務や教師役
弾圧用の万能武器
法律以前のもの
“共同謀議”へと拡大
刻々変わる雲行き
怪情報で“踏み絵”
“本命”京浜グループ
理不尽な特高調査
保釈・検挙くり返し
「召喚」に立ちすくむ
不安と憶測の中で
政治効果こそ目的
手帳が思わぬ波紋
何が何でも“共産”に
いわれなき獄中苦
危機脱出の願いが…
“計画増産”怒る財閥
良心は“アカ”扱い
高等官グループの接点
近衛と昭和研究会
民、官調査機関二つ
“昭研”の中心人物
“自由討論ができた”
資本と経営の分離論
骨抜きの経済要綱
“アカ”を人身御供に
岸商工次官の辞任
裏で糸をひく財界
新官僚征伐の犠牲
商工相の統制反対
「内務省は指図せず」
獄中の嘆きと苦悩
続いたイバラの道
狂気の時代の悲劇
ベルリン・東京
今なお弾痕の廃屋
ナチス終焉の地
ナチ前夜の表情
まちに失業の群れ
社会不安を口実に
運命の選択と抵抗
大衆を巻き込んで
隠されていた“狂気”
学問、芸術には寛大
根底にある人種論
片腕レームを粛清
国民の憤激と恐怖
“独裁の法律”発効
ドルフス暗殺
英、仏を見限った伊
仏に太平ムード
ラインラント進駐
ヒトラーの緊張
仏軍ついに立たず
短命の人民戦線内閣
ソ連と日独の緊張
両面防衛の構え
悪化する対日感情
スターリンの独裁
粛清とスパイ容疑
きびしい原稿検閲
イギリスの恐れ
水泡へ……日英調整
“地球の裏側”に関心
日英同盟のなごり
防共協定が成立
ナチスとケインズ
ナチスの計画経済
経済を国防本位に
“三年先”が戦争とは
強大な国家権力で
第二次大戦の原因
レンテンマルク
経済的理性の防塞
ヤング案が成立
“政治家”ケインズ
ベルサイユ三巨頭
平和会議の五大国
クレマンソー狙撃
講和条約の大失敗
ケインズ野に下る
20億ポンドの算定基準
激浪の中の英帝国