日中戦争裏方記
- サブタイトル
- 編著者名
- 岡田 酉次 著者
- 出版者
- 東洋経済新報社
- 出版年月
- 1974年(昭和49年)3月
- 大きさ(縦×横)cm
- 20×
- ページ
- 398p 図版4枚
- ISBN
- NDC(分類)
- 210.7
- 請求記号
- 210.7/O38
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 著者の肖像あり 自譜:p.397-398
- 昭和館デジタルアーカイブ
序にかえて(松本重治)
自序(岡田酉次)
1 戦前中国事情調査への出発
中国の幣制改革と日本
戦前幣制改革を現地にみる
興中公司による資本進出と地方軍閥
二・二六事件と日中関係
現地経済調査の思い出
抗日の転機となった西安事件
2 日中開戦の初期
芦溝橋事件上海に波及
出兵に先行して現地で軍需整備
現地調達軍需の側方補給
占領地政治組織のはしり
戦災地経済の応急復旧
敵の徴税機関接収と育成
応急復旧から経済建設へ
「円で大陸の戦争はできませんよ」
裏方さん南京攻略に参加
政戦両略の交錯と背馳
3 南京維新政府の頃
南京に維新政府誕生
対華中央機関は難産続き
対華中央機関(興亜院)は生まれたが
華興商業銀行設立される
先人たちの思い出
占領地通貨としての軍票
4 和平工作の諸相
和平への新しき手がかりを求めて
和平への道はけわしい
汪兆銘、和平を志して重慶を離脱
同志意を決して上海租界に入る
汪兆銘の渡日
5 汪兆銘中央政府の頃
汪兆銘南京に還都、中央政府を樹立
新生諸政権財政のあらまし
税収源を握る二人の阿片淫者
経済顧問服務の一斑
中央儲備銀行の創立
汪兆銘、答札をかねて再渡日
戦時下内地部隊の勤務へ
大東亜戦争勃発と租界内金融機関の処理
大東亜戦突入後の現地金融情勢
物価対策のための全国商業統制総会を設立
綿糸布強制買上げ断行
清郷工作と政府部内の人脈
旧法幣の偽造による経済謀略
敵のない軍隊数十万
各種平和工作への反省
汪中央政府大東亜戦争に参加
汪兆銘遂に病み名古屋で客死
6 終戦を迎えて
遂にきた敗戦の日
終戦の首都南京に時ならぬ銃声
陳公博は日本へ、周仏海は重慶へ
儲備券の終末処理と蒋介石の台湾逃避
中国で二度目の宮仕え
突然内地へ引き揚げる
その後のことども
付録
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