回天発進
第一章 戦艦激突
嵐の前
まさに独立無縁
輸送船火だるま
轟々たる砲声
敵影追跡
船団全滅の憂き目
第二章 東京急行
仰ぎみる直衛機
無人の関所
苦肉の策
世界一の魚雷
ドラム缶輸送
静かなる進撃
水雷戦隊の雄
乗るなら駆逐艦
救助が関の山
第三章 消耗惨敗
飛行場争奪
問題は輸送手段
駆逐艦の墓場
全力総出動
兵法の第一義
軍司令官の後ろ姿
飛行場は火の海
総攻撃挫折
南太平洋海戦
成功の算なし
第四章 業火の海
選ばれた戦士
沛然たる豪雨
揚陸作業用意
全軍突撃せよ
夜戦たけなわ
記録すべき瞬間
完璧な砲雷撃
めぐまれた幸運
僚艦を救え
壮絶なる海没
戦場心理
喪失艦二十四隻
第五章 憤死の場
篠つく雨
落日のソロモン
艦も人も入渠修理
不吉な予感
嘘から出たまこと
戦闘航行不能
魚雷か機雷か
対空戦闘準備
機密書類処分
運命は不可解
轟沈そして漂流
退艦準備
受艦を離れ
哀れなる姿
機銃員の奮戦
密林の鳥
フェアウェイ島
短命の生涯
荘厳なる臨終
アンウィン島
生存者収容
浮流物発見
真紅の砲煙
山本長官戦死か
戦い敗れて
第六章 憂国の至情
太平洋遊泳
人間魚雷
急速潜航四十秒
特殊工事
搭載設備と構造
二人の創始者
夜間も潜航
油断は禁物
四人の特攻隊員
第七章 菊水の旗のもと
ウルシーの灯
艦長の心くばり
期友への負い目
最後の手段
壮絶な男の別れ
菊水隊
最も長い一日
余念なき搭乗員
訣別の杯
厳粛なる儀式
出発します
爆発の火柱
読経なき通夜
戦果報告
第八章 われら金剛隊
漂流者救助
ベストを尽くすべし
童顔の薩摩隼人
弔い合戦
四人の若人たち
軍医長の一喝
生涯最大の賭け
不屈の闘士
予期せぬ奇蹟
雑煮餅
赤道祭
結ばれた唇
涙と苦悩の時
突入の閃光
航行艦を襲え
エピローグ
犠牲的精神の花
哀しき乗艦の最後