図書センリョウカ ノ ゲンロン ダンアツ000023756

占領下の言論弾圧

サブタイトル1~10
編著者名
松浦 総三 著者
出版者
現代ジャーナリズム出版会
出版年月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
407,13p 図
ISBN
NDC(分類)
316
請求記号
316/Ma89
保管場所
閉架一般
内容注記
和書
目次

27年目の証言--決定版への“まえがき”にかえて
内務省検閲のバトンタッチ/アメリカにある検閲の墓場/消された総合雑誌論文の傷跡/川端文学もこう削除さ
序章 敗戦から民主化時代へ
八・一五の実像と虚像
戦後民主主義の踏み台
第一章 占領下言論の検閲と弾圧
戦前・戦中の検閲体験
プレス・コードと新聞の発禁
取締り法規と検閲の方法
占領軍に禁止された言葉、許された言葉
禁止された本、許された本
事前検閲から事後検閲へ
翻訳権をめぐる言論統制
第二章 マッカーサー司令部と外人記者の対立
反マッカーサー集団
マーク・ゲイン事件とパケナム事件
GHQの中の民主主義者たち
第三章 原爆、空襲報道への統制
“ヒロシマ”はこうして秘匿された
文学作品による被爆の訴え
返ってきた原爆映画
東京大空襲と戦災報道をめぐって
第四章 民主的映画人と放送人への弾圧
チャンバラ追放と日本映画の朝
こなかったのは軍艦だけ--東宝争議
占領下のNHK覚え書
第五章 総合雑誌にたいする弾圧と抵抗
『改造』十二月事件の真相
『日本評論』プレス・コード違反事件
『中央公論』七・一四事件
プレスコード=編集権問題の資料
第六章 レッド・パージの演出者と犠牲者
立案者はペンタゴンか
共同通信“資料室事件”
レッド・パージ反対運動の周辺
第七章 朝鮮戦争下のジャーナリズム
“夫婦ものブーム”と言論機関の体制化
講話問題と総合雑誌
言論の解禁と論壇のルネサンス
第八章民主的言論から中間文化時代へ
「基地」を書く子と内灘論争
大衆社会状況すすむ
第九章 『改造』の崩壊と二〇年代の終焉
改造事件の証言
“戦後”はおわった
人名索引有り