図書ソレン セイカツ サンジュウネン000023744

ソ連生活三十年

サブタイトル1~10
編著者名
ボルネ F. [著]/小林 珍雄 訳者/黒田 一男 著者
出版者
創元社
出版年月
1949年(昭和24年)12月
大きさ(縦×横)cm
18×
ページ
302p
ISBN
NDC(分類)
302
請求記号
302/B65
保管場所
閉架一般
内容注記
附:ソ連の実情(J.クロケット記 黒田一男訳) 【Je reviens de Russie.・の翻訳】 装丁:230円
和書
目次

第一章 ロシアに於ける最初の数年間(一九〇九-一九一四)
革命前の労働者の生活

第二章 革命の最初の影響
ドイツ軍の占領・ソヴェート体制の第一歩
ロシア脱出の試み・再建

第三章 スタハノフ運動(一九二四-一九三七)
マグニトゴルスク・悲惨なクラーク
スタハノフ運動・マグニトゴルスクに帰る

第四章 部課長の権勢と隷属
タルペイアの岩・ソヴェート連邦に於ける技術者の一日
ドイツ人技師の驚き

第五章 暗雲湧く
ロシアの兵器廠スヴェルドロフスク・有為転変

第六章 ソヴェート式産業
内部の運営・懲罰方法
労働者手帳

第七章 労働者とその制度
労務者の一日・有給休暇

第八章 農業
コルホーズ

第九章 個人と国家
告発者と密告者

第一〇章 ドイツ軍進撃に対する反応・どうして私は捕らへられたか
牢獄にて・未知の旅路へ
苦難の旅

第十一章 ノヴォシビリスクの収容所
抑留者と接触する・収容所生活
夜警に任命される・最初の犠牲者

第十二章 カラガンダ
スパスクの工場・信用された人間としての私の役目
フランス女教師の悲運・優遇された俘虜
スターリングラード解放を祝ふ

第十三章 窮乏と労働
労働は強制的となる・陶器製造から化粧品へ
空しい希望の閃き・更にひどい収容所へ
新たな死亡者・我々は類別される
労働検査員になる

第十四章 緩和の方向へ
少し情況がよくなる・不可能な脱走
いつも密告者はゐる

第十五章 希望と幻滅
何故我々を抑留して置いたか・日本人の俘虜
日本人のお蔭で服装が整ふ・最初のドイツ人俘虜の利用

第十六章 責任への恐怖
奇妙な会話

第十七章 フランス共産党員の死
幻滅の一生・ピュセイの最後
茸狩をしながら知ったこと

第十八章 遂に自由の身となる
《ロシア化した》抑留者たち・最初に解放されたフランス人
自由への途上・カラガンダ見物
少々遅すぎた鄭重さ・殿様旅行
モスクワ・モスクワ退去を厳命さる

第十九章 一九四六年のモスクワ
商店・住宅問題
住宅委員会・食料カード
労働者の生活予算と闇市場

第二十章 二つの招待
ある労働者の家で・ある司令中尉の家で

第二十一章 制度への屈従
宗教的感情の残存・ソコルニキの教会
聖像と相対するスターリン

第二十二章 我が都パリー

補遺・附録