わがルバン島の30年戦争
- サブタイトル
- 編著者名
- 小野田 寛郎 著者
- 出版者
- 講談社
- 出版年月
- 1974年(昭和49年)9月
- 大きさ(縦×横)cm
- 20×
- ページ
- 248p 図版2枚
- ISBN
- NDC(分類)
- 916
- 請求記号
- 916/O67
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 著者の肖像あり
- 昭和館デジタルアーカイブ
1 30年戦争は終わった
谷口少佐が伝えた私の終戦
戦いの歳月をふりかえる
2 秘密戦士への道
ダンスホールの青春・軍人へのスタート
久留米予備士官学校・陸軍中野学校二俣分校
秘密戦とは誠なり・肉親との訣別
3 運命を決めた“命令”谷口少佐との出会い・いつか必ず迎えに行く
私の直属上官はだれか・ルバン島赴任
4ルバン島
戦意のない兵隊たち・敵艦見ゆ
指揮権のないいらだち
5 敗北した四日戦争
ついに米軍上陸・命令を忘れ夜襲を決意
自決した傷病兵たち・分散した残存兵
にせものと断じた投降勧告のビラ
6 徹底抗戦の誓い
投降を拒否した四人・うらめしき置きみやげ
食欲の本能をめぐって・赤津一等兵の脱走
7 三人戦争
游激戦の展開・あいつもそろそろ年ごろか
毒まんじゅう・よくまあ十年
二十九年五月七日、島田の戦死
8 一億玉砕の約束
偽情報・秘密戦士は各島で戦っている
三十四年の大捜索・生きてる日本人がいるじゃないか・大東亜共栄圏の構想・肉親の呼びかけにこたえなかった
9 小塚一等兵との十八年
被服は島民から“徴発”・主食はバナナ、ヤシ、いぶし肉・健康管理は検便で・斜面を寝場所にする・三十年で
10 任務遂行
小野田隊健在なり・トランジスターラジオ・同志のきずな・山の鬼・最後の大晦日
11たとえ一兵となっても
四十七年十月十九日、小塚戦死・一人ぼっちは不利か・戦陣訓の歌・出るな、出るなの呼びかけ・日比友好はほ
12 昭和四十九年二月二十日夜
ふるえていた鈴木君・命令がなければ出られない・あてにせんで待っていましょうや・今度は俺が賭ける番だ
13 さらばルバン島
待ちに待った口達の指令・任務という支えを失う・戦友の遺霊をのこして
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