海軍くろしお物語　続

わが青春に悔いはなく
江田内の青い海
兵学校の門をくぐる
腰に短剣、錨の徽章
第九分隊の群像
江田島の地震
日本一のライスカレー
友情の饅頭
賓客万来
名物、棒倒し
ゼントルマン
最後の運用科長
人は死しても
一つの教訓
義経にあらず
海国日本の夏
思い出の写真
小用峠の坂道
大勇たらんと欲すれば
軍艦「榛名」艦上のあの時
感激の一場面
悲しみの曲
掌中の珠
散る花と思えども……
有為転変はまぬかれず
船、山に登る
信教の自由
北京、万寿山風景
武運長久なれかしと祈りて
殉難の武人たち
新たなる涙
投げられた花束
「総員退艦」はまだですか
超大型空母の末路
最後の言葉
親は親たらずとも子は成長す
江田島の教え子たち
井上海軍大将の手紙
雄洋丸撃沈秘話
ある分隊員の母
戦いに敗れし者の定め
後悔は先にたたず
司令長官南雲中将の形見
千尋の海に眠りし戦友たち
帝国海軍ありし日に
連合艦隊の逃亡
細心の艦長
西野中佐の従兵
水漬く屍と消ゆる身を
若い血潮の……
わが心の詩歌集
袖ふれあうも多生の縁
散る桜、残る桜も散る桜
双生児艦の誕生
幸運なる門出
名誉の戦死
暗雲たれこめて
若桜、南海に散る
「翔鶴」艦上の惨劇
勝利の裏にあるもの
天運と武運と
燃える艦橋
有馬艦長の決意
敵はソロモンにあり
南雲艦隊のサムライ
運命をになって
南太洋平の落陽
もののふの本懐
「翔鶴」の余栄