図書キガ トノ タタカイ000023642

飢餓との闘い

サブタイトル1~10
買い出し体験の記録 戦争を知らない世代へ 47(千葉編)
編著者名
創価学会青年部反戦出版委員会 編者
出版者
第三文明社
出版年月
1978年(昭和53年)9月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
246p
ISBN
NDC(分類)
916
請求記号
916/So32/47
保管場所
開架一般
内容注記
内容:泣きながら掴んだタンポポ(飯野クニ) ほか
和書
目次

第一章 飢餓戦線
泣きながら摘んだタンポポ(飯野クニ)
水蜜桃に悲しい思い出(椎名千代)
赤ちゃんを死なせてもいいのですか(西山みつ)
大根の葉(広塚朝吉)
“ミルク”に暮れたあの頃(白田とみえ)
モンペ姿の青春(服部昭栄)
粉雪舞う新潟へ(篠田辰雄)
銃後を守る妻として(川島節)
配給所になった私の家(竹内芳江)
垣間見た戦争の断面(榊滝太郎)
母の形見のいも畑(伊奈栄子)
私の終戦前後(木内光子)
十七歳の辛い日々(矢島玉子)
せつないタケノコ生活(岡田為子)
「平和ってなんていいんだろう」(福田きぬ)
“悪魔”のような日々(長島とく)
横暴な取り締まりを糾弾して(小河性心)
父の死にも無力な私(藤井ヨシ)
当時をふり返って(布施信正)
狂気の時代を生きて(佐藤三佐子)
空襲が続くなかで(三上玉枝)

第二章 リュックは語る
「一斉はここだけじゃないぞ」(山本清司)
検査の目をくらまして米を運ぶ(近藤幸司郎)
最後の御馳走はくず湯だった(佐藤辰五郎)
たけのこ生活(植村周子)
留置場で明かした一夜(山中貞衛)
“食”のために消えていった品物(池田美代子)
口惜し涙の取り締まり(佐藤三千子)
たった一度の苦い体験(渡辺ナカ)
涙ですすった雑炊(桜井キヨ)
買い出し列車は欲望列車(出口しん)
雑貨屋になった特攻隊(二宮通明)
芋に化けた嫁入り衣裳(捧すみ子)
米を求めて(林信一)
あの苦しみの日々(伊藤くに子)
買い出しの途中で機銃掃射に(工藤愛子)
我孫子の鉄橋(坂本勇)
馬鹿げた闘いと庶民の知恵(谷口栄次)
涙に濡れたリュックサック(吉沢千代子)
農家から見た買い出し1(飯田誠吉)
農家から見た買い出し2(小名木由三)

第三章 おさなき戦い
姉と二人で逃げた畔道(生実得也)
十二歳の買い出し隊員(西村弘子)
非国民に思った買い出し(市原美代子)
小さな買い出し部隊(田中怜子)
母と二人で(小林義孝)
いつも空腹だった(野村春仲)
生き抜くために(守屋春彦)
習志野原の白い雲(後藤清)
一徹な父すらも(和田京子)
モミガラ混じりの米俵(上原六雄)
悲しき買い出しの思い出(草野都久子)