図書グンコウ ニ フル ホノオ000023640

軍港に降る炎

サブタイトル1~10
佐世保空襲と海軍工廠の記録 戦争を知らない世代へ 45(長崎編)
編著者名
創価学会青年部反戦出版委員会 編者
出版者
第三文明社
出版年月
1978年(昭和53年)8月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
228p
ISBN
NDC(分類)
916
請求記号
916/So32/45
保管場所
開架一般
内容注記
内容:ちぎれた腕に風呂敷包みが(武富好子) ほか
和書
目次

第1章 火の海に見た戦争の恐怖
ちぎれた腕に風呂敷包みが(武富好子)
戦禍の中で送った青春時代(松村ラク子)
空襲警報を心待ちにしていた少年(田島直郎)
防空壕で窒息死した赤ちゃん(松本サチ代)
動けなくなった私(吉原ワリ)
東京でも、佐世保でも(山口義博)
あの悲惨を繰り返してはならない(竹永八重)
十八歳で死んだ兄(野中総子)
火の海に生きた心地もなく(木戸ミツ子)
四度も死の危機に直面(松本兼夫)
受話器を耳に死んだ人たち(南里チヨ子)
もう最後と感じた大空襲(神山シゲ子)
二十歳の青春(江口テル子)
第2章哀しみの涙も涸れて
恐怖に震えながら過ごした夜(五条堀桂一郎)
四十二歳で犠牲になった母(山家義一)
生きながらの火葬(松尾八重子)
今なお残る戦争の傷跡(福永政子)
空襲で我が子を亡くす(江口房代)
同僚たちが次々と(山家ミツエ)
泥水の中で一夜を明かす(蛭子せつ子)
ただ恐怖感だけが(大石国代)
壕で蒸し焼きにされた人々(久保勝子)
生きているのが不思議だった(大久保仁子)
空襲で妻子を亡くした人と結婚(香田アヤ子)
第3章 焼跡にただずんだあの日
残ったのは貯金通帳だけ(福田光枝)
焼夷弾の音が花火のように(楠本義見)
久しぶりに帰った我が家で(沖田平一)
押入れの空気(東内博)
次々に落ちてくる焼夷弾(末富清吉)
友の救援に人の情を知る(宮西笑子)
バケツリレーで力つきた私(川崎スワ)
涙で供出したポチ(山口正人)
今なお見るあの日の悪夢(西山ウラ)
「戦争が憎い」と妻の辞世(関一男)
焼跡にたたずむ弟(荒牧誠美)
川の中での一夜(田中鷹江)
第4章 癒えることない戦争の傷跡
この幸せな日々をいつまでも(佐田隆興)
生命に焼きついた戦争の悲惨さ(神山孝次郎)
今も残る母の胸の傷跡(酒井正春)
子孫に伝えたい戦火の姿(瀬戸美佐子)
平和を守りつづける人間に(山口登)
国境を越え人間連帯のスクラムを(畠山貞子)
憲兵の監視に怯える(峰静子)
トンネルの中は死体の列(森シヅエ)
右足に残る焼夷弾の跡(尾形ヒサヨ)
地獄と化した我が町(内川一二)
この手で焼いた我が妻子(岩永清人)
まぶたに焼きつくガソリン火葬(山口敏宣)
参考・引用文献あり