図書イセ ノ ウミ ワ モエテ000023634

伊勢の海は燃えて

サブタイトル1~10
海軍燃料廠と四日市空襲 戦争を知らない世代へ 39(三重編)
編著者名
創価学会青年部反戦出版委員会 編者
出版者
第三文明社
出版年月
1978年(昭和53年)6月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
211p
ISBN
NDC(分類)
916
請求記号
916/So32/39
保管場所
開架一般
内容注記
年表:p209~211
和書
目次

序 四日市空襲と私(吉田千九郎)
第1章 第二海軍燃料廠にて
第二海軍燃料廠の歴史と機構(山川貞市)
当時の海軍燃料廠(片山巳一)
海軍燃料廠の思い出(佐藤二郎)
防火隊員として勤務(井上宇三郎)
海軍共済病院の白衣の天使として(川喜田幸)
あまりにも静かすぎた夜に(内田元)
禍根を残した青春の日々(服部行雄)
規律厳しき養成工(駒田登)
第2章 6・18伊勢の海は燃えて
左手をノコギリで切断(後藤まさ子)
散乱した父の肉片(浜島松江)
木の下で焼死体になった弟(山本次郎)
焼失した花嫁衣装(山路光子)
同僚の死を告げる苦しさ(中川捨松)
祖父が築いた財産が灰に(松井久子)
姑の死に後悔の涙(伊藤一枝)
焼夷弾が長男の左足を直撃(辻幸太郎)
空襲で二度、焼け出され(林ハナ)
酷使された米軍捕虜(山川文一)
報国隊の隊長として(臼井とみ)
防空壕の中で悪戦苦闘(芝原浪子)
女学生二十四人の死に合掌(堀木辰次郎)
傷心の日・四日市空襲(奥山完子)
壁の下敷となった義母(林イトノ)
我が家に爆弾が直撃(白田英子)
第3章 我が心の断章―若き学徒の思い出から―
鈴筆を持つ手に鍬をにぎり(須藤五百子)
飛行機の組み立て作業に従事(阿部末子)
校庭で竹やり訓練に励み(西村きみ子)
工場の片隅で卒業式(河野光明)
学校の焼け跡で卒業写真(松田美津子)
戦争に明け暮れた我が青春(川村文徳)
出征軍人の家庭で勤労奉仕(近藤好子)
三人の我が子を学徒動員に(林寿子)
防空壕で生き埋めになって(服部昭衛)
第4章 荒廃からの再出発
母の瞼に一筋の涙(川島喜美子)
日夜買い出しに奔走(伊藤かつ)
終戦のその日、夫と離別(金沢フユ子)
わずかの資金で美容室を開業(服部サトリ)
飢餓線上を彷徨の日々(前川妙子)
闇市で繁盛したテンプラ屋(大河内さかゑ)
パラック小屋で夜露をしのぎ(村田和子)
年表あり