陸奥湾を染めた炎
- サブタイトル
- 戦争を知らない世代へ 38(青森編)
- 編著者名
- 創価学会青年部反戦出版委員会 編者
- 出版者
- 第三文明社
- 出版年月
- 1978年(昭和53年)6月
- 大きさ(縦×横)cm
- 20×
- ページ
- 246p
- ISBN
- NDC(分類)
- 916
- 請求記号
- 916/So32/38
- 保管場所
- 開架一般
- 内容注記
- 内容:夜空を焦がす焼夷弾(住吉ハル) ほか
- 昭和館デジタルアーカイブ
第一章 地獄絵図からの脱出
夜空を焦がす焼夷弾(住吉ハル)
生命をつないだ一丁のハサミ(小原ミヨシ)
赤く染まる月(辻なよ)
恐怖に震えた一夜(工藤彰三)
猛火の中で見たもの(越浪啓充)
幼い脳裏に焼きついた悲劇(成田睦男)
苦しかった疎開生活(豊巻れき)
悲惨な悪夢の空襲(一戸ハル)
第二章 吹き上げる熱風の中で
川の中で過ごした一夜(高梨みつゑ)
泣き叫ぶ姿のまま黒焦げに(鈴木キミ)
私が死んだら(桜庭ひさ)
不運だった私の一生(五十嵐きの)
血で染まった死体の群れ(加藤さつみ)
息を殺して耐え忍ぶ(北畠きく)
炎の海を生きのびて(福士ツエ)
焼夷弾の雨に焼かれて(佐々木美津)
灰色の青春(長内律子)
消化作業に我を忘れて(柴田国雄)
十五年目の終止符(吉崎富太郎)
警備隊員として生きた日々(高松賢一)
第三章 閃光・叫喚・炎上の巷
全身火傷の後遺症(斉藤正一)
まんどろの白夜(中川美代)
帰らぬ親の姿に我は泣く(稲見ひさ)
空襲の爪痕(相馬きぬ)
炎で染めた堤川(櫛引重次郎)
山積みされた死体を前に(匿名)
子供心に悲しかった終戦(高坂博文)
我が子を抱きしめて(古川チヨ)
空襲の闇に消えた祖父(工藤正城)
わずか一晩の出来事(斉藤省吾)
沈没寸前の連絡船(長谷川幸一)
焼跡の一本の立札(柳谷末太郎)
遂に帰らなかった姉(松橋正三郎)
戦禍に奪われた家族(高松ふよ)
繰り返される戦争への恐怖(久米田みよ)
生と死の瞬間をさまよう(上林ちや)
一個の爆弾でふっ飛んだ我が家(川村由太郎)
火の粉の中を愛馬とともに(成田ふみ)
夜空の星も敵機に見えた(有馬秀雄)
ポッカリと穴のあいた街(高松ちせ)
防空壕の中で焼かれた妹たち(尾崎泰一)
焼けずに残った防空壕(高坂その)
焼けてしまった新築の我が家(古川マサ)
誰にもいえない終戦生活(高森ひさ)
寄稿文
軍歌をたのしそうに歌う若人へ(石崎宜雄)
空襲の青森(肴倉弥八)
雪中耐寒行軍強行の背景(小笠原孤酒)
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