ナガサキからの祈り
- サブタイトル
- 戦争を知らない世代へ 34(長崎編)
- 編著者名
- 創価学会青年部反戦出版委員会 編者
- 出版者
- 第三文明社
- 出版年月
- 1977年(昭和52年)8月
- 大きさ(縦×横)cm
- 20×
- ページ
- 225,7p 図版2枚
- ISBN
- NDC(分類)
- 916
- 請求記号
- 916/So32/34
- 保管場所
- 開架一般
- 内容注記
- 昭和館デジタルアーカイブ
第一章(証言編) 閃光・焦熱・叫喚、そして地獄
“極限”の中で潰えた親子の情(匿名)
囚人に助けられて(成清秋香)
無気味に燃える真赤な長崎(本川スマ子)
背中にポッカリ穴が(中尾康子)
「水をくれ、水を」との呻き声が(真崎クラ)
夢じゃないんだと茫然(高浜津夜子)
一本の柱のお陰で(的場シメ)
死骸の悪臭が鼻について(大神田鶴子)
運命の十一時〇二分(戎野ツユノ)
自分たちだけでたくさんだ(提宮子)
死体がリヤカーや大八車で次々と(斉藤陽一)
牛肉の赤身のような体(佐藤文子)
苛まれながら死んでいった(山田時嗣)
筆舌につくせぬ生き地獄(平野ノブ子)
死体がまるで丸太棒の様に(西村道子)
閃光が走り、背中に異常な熱気が(藤田栄子)
小さな一枚のカンバン(有沢幸子)
思い出すたび、悪寒が体を(山口慶子)
死の町と化した長崎(佐藤豊信)
黒い爪あと(宮田マツ子)
一夜にして内蔵が腐る(岩永シズ子)
つきまとう原爆症の恐怖(森本久恵)
飲んだ水が命取りに(福島和子)
亡くした二人の妹(山口幸子)
窓から眺めた落下傘(栗原俊男)
空気をゆさぶるような異様な声(小串健一)
生き地獄の惨劇(中村ハマ)
たった一発の原爆のために(平山安雄)
第二章(聞き書き編) 被爆地・長崎からの祈り
恐怖の町を友達と(秋元多恵子)
原爆の苦しみ、悲しみは体験者しかわからない(山下ヨシエ)
骨や頭骨で捜した父親(蔵本弘)
もう二度と厭です(石井フミ子)
「アイゴー、アイゴー、水を」と叫ぶ幼な児(手島信子)
列車の中で生死の堺を彷徨う(五十嵐陽一)
一生苦しめる一瞬のでき事(八尋モト)
十一か月の短い生命(松崎静江)
原爆さえなければ(白浜克利)
忘れられない握り飯の味(平野静馬)
真昼の太陽が夕焼けの如く(手島栄)
ほんの一瞬のでき事で(多以良エツ)
今なお原爆病に苦しめられ(樫本ヨシエ)
私達の苦しさが解るか!(匿名)
こんぺい糖の味(小野寺淑子)
子供の位牌を抱いて(江里口タツ)
地獄の昼下り(長浦隆)
この世に原爆などあってはならない(姫本万宝)
平和の後継者をはぐくもう(前田澄枝)
唯一の叫び(北川輝雄)
火傷の臭いと蛆(溝口藤子)
忘れ得ぬあの追悼式(田中郁子)
息子を殺した原爆(三谷シズカ)
まぶたに焼きつく悲惨な光景を後世に(高橋トミ子)
箱の中には頭の皮が(久家暁子)
第三章 意識調査
国立国会図書館デジタルコレクション
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