図書目録トヤマ ノ アツイ ソラ資料番号:000023628

富山の熱い空

サブタイトル
富山大空襲の記録 戦争を知らない世代へ 33(富山編)
編著者名
創価学会青年部反戦出版委員会 編者
出版者
第三文明社
出版年月
1977年(昭和52年)8月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
254p
ISBN
NDC(分類)
916
請求記号
916/So32/33
保管場所
開架一般
内容注記
富山大空襲史と罹災概況:p252-254 付:参考文献
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次

第一章 焼夷弾の雨降る焦熱の街
一夜にして瓦礫の街に(阿閉信子)
「見てはいけない!」(須藤秀子)
背中の子供が燃えている!(沢フミ)
炎の海を逃げまどう人びと(牧野孝)
B29が悪魔に見えた!(家城辰郎)
川が燃えている!(金岡ヨネ)
猛火で温む神通川(谷口智恵子)
焼夷弾がわが家を直撃(和田喜代枝)
恐怖のB29からの逃亡(吉長元一)
私の前で人が死んでいく(正治みどり)
悪夢の一夜を逃げのびて(石坂鈴歌)
川の中で明かした爆撃の夜(中田愛子)
焼夷弾から必死で逃げた夜(松田トミ)
川野中に避難した身重の妻(江尻善造)
燃える橋と舟にはさまれて(榎貴美子)
逃げてしまった上官たち(九里正雄)
逃げ道の橋が燃え落ちて(小林りつ子)
怒涛のごとく逃げる人波(三輪外次郎)
第二章 廃墟の街にたたずんで
瀕死の友になす術もなく(吉田孝治)
恐ろしい朝(老田芳治)
救援もできなかった軍隊(山本才一郎)
熱気と悪臭のなかで(前川深雪)
呉羽山から見た空襲(長峰緑)
死体が浮かぶ松川(椙谷ふみ)
不発弾が爆発したために(中川政二)
残ったのは一丁のハサミ(小池博量)
働かなくなった捕虜たち(佐野文雄)
死亡者名簿に載った私(藤畑節子)
曲りくねった線路(石井ひさを)
神通川原に転がる焼死体(林清志)
わが子の亡骸を背負う人(松本喜美代)
焼夷弾を投げ返した夫(笹山キヨ)
陸軍看護婦としての日々(酒本みよ)
わが家は病院に早変わり(須藤光夫)
第三章 肉親の屍を見つめた悲しみ
子供たちと抱き合う焼死体(南出二三子)
私の名を呼びながら死んだ母(谷口朝子)
27年目に白骨で戻った母と妹(富崎照子)
わが子を二人も奪った戦争(青木数倚子)
「主人を返してください!」(津川ツギ)
母のあとを追うように死んだ父(稲垣啓三)
馬の蹄に蹴られて即死(泉外枝)
死体からもれる無気味な音(永戸賢司)
思い出すのもいまわしい(加藤つた)
火だるまになった従姉(熊本美千代)
防空壕を掘ると焼死体があった(三橋銀作)
変わりはてた黒焦げの義弟(浅岡百合子)
「水、水……」といって死んだ妹(内山トシ子)…小さな身体に焼夷弾が(岡田喜二)
第四章 忘れえぬ幼き日の恐怖
炊き出しに群がる罹災者(深川慶市)
父は戦死、母は三年後に病死(中福紀代美)
父と見た焼跡の光景(高橋文江)
病身の母と弟妹を連れて(江尻興輔)
防空壕で明した恐怖の夜(近江長蔵)
母の手にしばられて避難(平田清範)子供の尿で火傷の手当て(黒崎雅子)
縄で足をしばった死体(館井博子)
痛ましい少女の焼死体(古谷裕保)
神通川を漂う死体の群れ(福村伸)
道端に取り残された死体(沢桂子)
瞼に焼きつく悲惨な光景(福井輸吉)
十枚の布団を集めて一枚に(上田喜美)
焼跡の釘拾いをした日々(山崎厚子)
第五章 長かった苦難の日々
夫の戦死とどん底の生活(古本ミドリ)
乳も出なくなってしまった(若松一子)
住む家も食べ物もない毎日(光岡美登里)
不自由な身にかぶさる貧困(安田豊治)
焼死した十数頭の乳牛(日俣セツ)
日本の勝利を最後まで信じて(田添幸三郎)
流れ弾で燃えたわが家(熊本三千代)
“焼け出され”と馬鹿にされて(前川菊枝)
星が見えるバラック住まい(北沢義政)
敗戦の混乱のさなかで(四宮ハツ子)
空襲で失った代々の家業(丸山秀三)
年表・概況有り

他機関データベースへのリンク

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