平和への礎
- サブタイトル
- 関西高校生120人の聞き書き 戦争を知らない世代へ 23(大阪編)
- 編著者名
- 創価学会青年部反戦出版委員会 編者
- 出版者
- 第三文明社
- 出版年月
- 1976年(昭和51年)8月
- 大きさ(縦×横)cm
- 20×
- ページ
- 218p
- ISBN
- NDC(分類)
- 916
- 請求記号
- 916/So32/23
- 保管場所
- 開架一般
- 内容注記
- 内容:昭和20年3月14日(小倉正生) ほか
- 昭和館デジタルアーカイブ
第一章 大阪大空襲
昭和二十年三月十四日(小倉正生)
父も母も空襲に泣いた(石江浩一)
広島から大阪へ、そして空襲(玉岡詠恒)
三月十三日の夜(津田桂次)
艦載機がきたぞ!(小畠昭夫)
B29は悪魔のように(橋本郁夫)
お父ちゃんと泣く少女(渡文聖)
おそすぎた警戒警報(西森友美)
マヒしてしまった空襲(竹内隆子)
どこへ逃げても煙と炎(中谷文代)
三十年前の大阪城公園(日高博文)
ただ走るだけ(富田成)
獣が起こした戦争(山川博樹)
母は空襲、父は魚雷に(池田三樹)
炎の大阪とともに(細川由美)
川へ逃げた六月七日(岡田恵美)
毎日が防空壕(織田博文)
大阪駅の空襲(下小田隆雄)
空襲警報が鳴り響いて(森本真也)
焼夷弾をうけた僕の家(片山雅之)
B29に食物も絶たれて(大塚晴弘)
空襲と食糧不足の日々(藤永智子)
虫けらのような生命(中村順一)
朝鮮の人びとに助けられた母(沢井久栄)
田舎からタンポポが消えて(田川高士)
終戦直前の空襲(佐藤正一)
死んだ恵ちゃん(近藤行弘)
祖母と叔母の体験(武井富士雄)
今のような戦争体験(長野正人)
空襲直後の堺に思う(中橋泰)
大阪を追われて集団疎開(藤原将純)
掘っ建て小屋に思うこと(上村道宏)
夫と長男と次男を亡くした祖母(中前進)
第二章 戦禍に哭いた父や母
祖父と日本と戦争と(難波英一)
父の軍隊生活(三原妙子)
地獄のガダルカナル(戸板欣也)
どこもかしこも戦場だった(伊藤敏明)
まるで人形のように(音成昇)
心で泣いて万歳を(田中和幸)
満州の地で(福英司)
八千四百キロも歩いた父(宮代千里)
ゴツゴツした親父の足(明松一彦)
ハルマヘラ島(乾順子)
踏みつぶされた死体(山内実)
軍隊で笑いは禁物(山田政男)
腐った残飯(崎田守規)
右足のない父(東善美)
思いもよらぬ命びろい(田中敏春)
伯父の傷痕(横井妙子)
怒りの墓碑(渡辺春彦)
戦地も内地も悲惨だった(糸川啓子)
朝鮮で知った敗戦(新川智子)
朝鮮から引揚げる(港悦子)
シベリアの独房(伊達悟)
思想と戦争(吉成省二)
明石の航空機工場にいた母(鳥淵敏広)
ゴキブリの生活(小川直一)
すべてを狂わす戦争(中原修次)
苦しみばかりの時代(柳川記成)
小学生で弾丸づくり(万代順一)
紙一重の生と死(喜納久美子)
大人の二の舞いはしたくない(三笠新一)
だれも知らない(辻井八重子)
被爆して死んだ祖母(加登康司)
原爆の恐ろしさを知る父(谷沢孝子)
B29が二機(橘高稔)
原爆の朝(久保重夫)
今日も生きていられるか?(浦崎久雄)
僕は人間でいたい(尾尻和彦)
校庭で焼く死体の黒煙-高知空襲(福留英嗣)
灰色の青春(大山義晃)
特攻隊に志願して(垣東淑子)
はてしなき食糧難(打越雅章)
食糧難には親子も他人(吉川雅広)
担任の先生と空襲(福田英二)
家を焼かれて疎開して(西道子)
母の傷痕(北吉清)
家が灰になって-神戸空襲(石村宗一)
炎のなかを逃げ回り-東京大空襲(村下俊成)
私はその時五つの少女(岡本京子)
三頭の象-だれが彼らを殺したか(白井彦次)
授業のかわりに開墾作業(吉村恭子)
食糧難に争って(米沢省三)
暗く苦しかった戦後(小松百合子)
勝利と敗北(芦田陽子)
軍需工場で育った母(西条隆志)
第三章 私たちが考える戦争と平和
おい!戦争(西田真一)
戦争の根底にあるもの(栗塚博巳)
人間革命は平和の原点(金銅俊正)
被爆二世の彼女は死んだ(中東しのぶ)
ぬまる湯のような僕らの日常(岩村裕)
冷たい眼(木村旨妙)
『海軍特別年少隊』をみて(植本道広)
平和への鍵(山下美佐子)
ニセの平和にだまされるな(小川俊隆)
過去と現在(馬場孝司)
原爆を投下した心(藤原喜子)
「東京裁判」の疑問(猪谷隆剛)
狂育から教育へ(愛洲京子)
ベトナムとアメリカ(近藤潤一)
戦争はなぜ絶えないか(奥山泰介)
戦争よ死ね!(斉藤希代美)
僕らは戦争を知らない(宇都宮雅幸)
『血で書かれた言葉』より(高井泉)
ベトナムの報道写真から(梶毅一郎)
この世の悪魔(根津倫哉)『広島のこころ-二十九年』より(安達美代子)
平和の火(飛弾千晴)
最大の悪魔-原爆(川口富士夫)
悪魔の産物(本田尚子)
原爆資料館を各地に(戎谷猛)
原爆の無脳児(谷喜美代)
戦争は狂ってる(荒木伸子)
日本国憲法について(野田晋司)
人間、この恐ろしきもの(桜井美也子)
被爆二世(大西文代)
人類滅亡の日が(津田善正)
知能を変革せよ(肥後道博)
沖縄に平和を(武島秀吉)
人間が人間を食べる(富山潤子)
『きけわだつみのこえ』に思う(桧篤史)
戦う平和主義(門野成志)
国家を越えて(木ノ下勝也)
平和の砦を心に築け(村岡正敏)
世界よ一つに(森下嘉三)
平和への旅立ち(森脇美智子)
資料の利用については4階 図書室のご利用にあたってをご覧ください。
- 担当:
- 図書情報部 図書係
- 電話番号:
- 03-3222-2573
- FAX:
- 03-3222-2626