慟哭の伊予灘
- サブタイトル
- 松山・今治・宇和島空襲 戦争を知らない世代へ 20(愛媛編)
- 編著者名
- 創価学会青年部反戦出版委員会 編者
- 出版者
- 第三文明社
- 出版年月
- 1976年(昭和51年)7月
- 大きさ(縦×横)cm
- 20×
- ページ
- 240p 図版3枚
- ISBN
- NDC(分類)
- 916
- 請求記号
- 916/So32/20
- 保管場所
- 開架一般
- 内容注記
- 昭和館デジタルアーカイブ
第一章 松山空襲
『無事逃げろ』が最後の言葉(片山美代子)
夢中で歩いた五十キロ(武智貴久美)
裸足で逃げた11時間(村上昭正)
この怒りをだれに(宮本糸江)
死ぬときは一緒だよ(松田信一郎)
すべてを失った悲しみ(松本和子)
夫を死なせた憎い戦争(小倉スエ)
これが夫とは(豊崎トシノ)
乞食がうらやましい(石橋千恵子)
地獄絵図を見た人びと(河端シズエ)
焦熱地獄(山崎進一)
役に立たない避難訓練(柳原ヨネ子)
異臭の町(十代田昭江)
責任の強さがあだに(松島忠雄)
戦争なんかもうお断わりじゃ(森川サツキ)
二度と戦争には手をかさない(宮内道善)
星の夜空が真っ赤に染まり(長谷部光栄)
むし焼きの死体(高岡静子)
無惨な全身大火傷(河野君代)
やけどで断末魔の人たち(渡部ヒサ)
狂気寸前の逃走(金子益治)
一生で一番恐ろしい思い(高木貞子)
熱湯の川(下本春子)
“生きる”執念(岩崎ミチ子)
戦争後死んだ息子(三好敬子)
焼けちぎれた手(坂本時子)
我が家に焼夷弾の直撃が(松岡重忠)
乳母車の幼児と必死の逃走(大橋千代子)
ある老婆の死(清水直一)
職業軍人の妻の悲しみ(和田フジ子)
戦争で夫も子も失う(野本サダ子)
用水池の親子(石田サワ子)
狂気の人間(土屋佐満子)
火だるまの同級生の死(多勢タキ子)
恐怖!悲惨!これが青春か(野本和子)
ある重傷の男の叫び“殺してくれ”(藤原サカエ)
我が子を探し求めた母の執念(千三木貞恵)
空襲・別離・再会(串山岩男・串山信枝)
第二章 今治空襲
“降伏せよ”とビラが舞う(菅静枝)
父の位牌を胸に(桧垣イチ子)
蓮の茎にしがみついた数時間(永井静子)
あっ!むしろの下に死人の山が(菅フデヨ)
逃げ歩くところで死人の対面(村上千代子)
折れた右手で逃げた数時間(浜田シズ代)
この世の地獄絵(上垣タズ子)
“お国のため”と涙も出せず(楠橋清美)
教室から見た骨の山(白石継男)
空襲下に散った二十二の幼い生命(鵜久森富江)
まだ、生きている(越智瞳)
第三章 宇和島空襲
恐怖におののく防空壕の中(井上幹朗)
雨の中の母子の逃走(井上イサ子)
出征・戦死・空襲、そして終戦(杉森ミサオ)
血で染まった病院の廊下(島川清子)
サイレンにおびえる妹(竹内ミドリ)
青春を奪った最初の一撃(曾根和子)
忍耐だけの青春(豊田愛子)
業火に消えた小さな命(三瀬トシ子)
泥沼の戦時下(豊岡ゆたか)
帰らなかった父(柴田梅子)
火の雨から子供を守って(山本まさ子)
生き埋めの五時間(福井チヨ子)
宇和島が燃える(晴ミヨ子)
“よそ者、帰れ!”と冷たいしうち(楮元民代)
気も失わんばかりのレンガの雨(菅原クニ子)
姉のお産に必死の逃走(河野綾子)
国立国会図書館デジタルコレクション
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