広島のこころ二十九年
- サブタイトル
- 戦争を知らない世代へ 2(広島編)
- 編著者名
- 創価学会青年部反戦出版委員会 編者
- 出版者
- 第三文明社
- 出版年月
- 1974年(昭和49年)8月
- 大きさ(縦×横)cm
- 20×
- ページ
- 243p 図版2枚
- ISBN
- NDC(分類)
- 916
- 請求記号
- 916/So32/2
- 保管場所
- 開架一般
- 内容注記
- p225~240落丁
- 昭和館デジタルアーカイブ
第1章 あの日私は
思い出すだけでも涙がほおを(泉広イヅミ)
奇怪な私の感情のなかに戦争をみる(伊藤勇次)
「絶対死ぬるものか」(田川シマ子)
見るも無残な光景(松本サトコ)
奇跡の生還(迫越英一)
十四年間の闘病生活に耐えて(石本文子)
忘れてしまいたい(佐藤愛子)
不眠不休で救助活動を(福島峰夫)
核兵器使用を憎まずにいられない(志賀貴美子)
無言の列が長々と続く(森タツ子)
数年後に身体に障害が(岡本此平)
ガラスの破片が体内に(前川チエ)
死んだ子を主人と二人で抱いてやる(中島千歳)
やり場のない腹立たしさ(高田妙子)
医師もなく薬もなく(木島千鶴子)
母の死に慟哭す(木村芳子)
涙涸れ、ただ茫然と(松室一雄)
第2章 生き抜いて
宿命の焔(杉田高二)
世界に訴えていく責任(角屋マサノ)
原爆乙女としてアメリカへ(山本篤子)
胸しめつけられるいまわしい想い出(稲井誠)
甲状腺のガンと戦う現在(新井正栄)
引き裂かれた青春(池田艶子)
ヒロシマの叫びを語り継ぎたい(坂口肇)
父の遺体を焼き直す(河野弘子)
五十人の級友がたった四人に(金光悦子)
もし奇形児が生まれたら(藤井義治)
「なんだ、ピカドンか」(原田文江)
生きるために土方人夫も(佐々木浅子)
戦火のやむ時はないのか(山本登)
痛ましくて泣いた(川上政子)
子供心に死を考える(板村幸生)
広島に転勤になった四日目に(杉本ユキノ)
毎日、毎日、指を曲げる(上永昭子)
三十分遅かったならば(丸山富子)
私は負けない(中山順子)
きのこ雲の下で(畠中国三)
夢遊病者のように(武田澄子)
真夏でも長袖の服を(良玄民子)
なぜ広島に(串田エイコ)
自らの手で妻子三人を火葬(下津卯多男)
レンガ壁の下敷きに(吉田フジエ)
娘ざかりに死ぬことばかり考えて(北杉恵美子)
夢にうなされる闘病生活(久保ツタヨ)
二、三軒先に吹き飛んだ体(奥本信江)
今も見つからない父の遺骨(岩宮章)
屍の上にたつヒロシマ(桐原澄子)
第3章 炎の中へ
変色して体に残る傷跡(松浦悦子)
崩れたわが家に茫然
佐藤喝万)
原因不明の病気で苦しむ(波多野光子)
一カ月以内に全員死亡(小幡経子)
第4章 被爆二世の叫び
胎内被爆の宿命に抗して(山下義宣)
生き抜くこと、それが私の平和運動(占部康子)
魔性と対決の“戦う平和主義”で(柳井則人)
沈黙が呼ぶ不当な差別(竹内美保子)
国立国会図書館デジタルコレクション
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